第十一話 登山から見る景色
登場人物紹介は沙里奈です。
渡辺沙里奈 新陽高校一年5組学級委員長 北二十四条中出身 書道部 164センチ 43キロ 3サイズB83W55H83 好きな食べ物 フライドポテト 趣味 自撮り
沢城のクラスの学級委員長で、今作のヒロインの1人。
社交的な性格で明るい性格。
沢城と仲はいいのだが、彼に対しては闇を感じている。
最近では夏菜とも仲がいいのだが、沢城のアドバイスを参考にした結果である。
6組の鬱陶しい私語を俺は最後列で聴きながら登山を開始してから2時間。
あの辺の山は熊は出ない。
これはマジだ。
熊というのは標高の高い山にいる。
なのでまあ、キツネとかは見ても熊とか鹿とかは出ることなく、1、2時間くらいかけて山を登り切った。
ちょうど昼時なので飯を取ることにした。
真空パックなので、まあ開け口がわかりやすいので、開けるのは容易だ。
適当におかずを取り出して食う。
そこに桜田が隣に座る。
「どーよ沢城! 山の景色はよ!」
……と、俺は肩をバンバン叩かれた。
「肩いてーから叩くなよ……全く。まあ、悪くはねえな、景色。」
「だろ!? いいよな、この雲とか。」
「……確かに下が見えねえな。」
「こういうのよぉ、飛び込んでみたくねえか!?」
「やめとけ、死ぬぞ。……標高が低いとはいえど岩壁ばっかだぞ?」
「なんだよつまんねーなー! 男のロマンだろ!? こーゆーの!!」
「いい歳こいたやつが言う発想じゃねーよ桜田……」
といって、俺たちは会話を続けて行ったのだった。
こうして登山を終わった後の部屋にて。
昨日のレクリエーションの話になった。
「なあ……沢城さ、昨日のやつどこに居たんだよ。」
「……最後のやつ。」
「あー……あのグロテスクなやつか。」
「大体お前らん時私語ばっかしてたべや……誰も見ねーからタライぶちかましてからアレ見せたら効果覿面でな……」
「あれ二段構えだったのか?」
「……だな。」
「つーかレクリエーション室だけ灯りついてたけど、アレなんだったんだ?」
「あー……昨日はなんともなかったからいいけどよ……もし入っちまったら……罰ゲームがあってな……」
「え、マジで!? ……よかった、入んなくて……で、なんだったんだ?」
「俺のニンニク口臭をあのマスクのままするって内容だったんだよな……全く、平成中期じゃねえんだから……しかもそれ渡辺の発案だからな?」
そう言った俺の言葉を聞いて、斉藤たちは沈黙した。
「「「………は?………………」」」
「ホントふざけんな、って思ったぞ? これはマジで。しかも煤払先生が昨日急に言いやがったからぶっつけ本番だぞ? アレ全部。」
「いやいやいや、渡辺さんがそんなことしねえって!! 何言ってんだよ沢城マジで!!」
「何度断ったと思ってんだこっちは。しかも柿原先生がちゃっかりつまみでニンニク持ってきやがってたから逃げ場を失ったわけだ。」
まあ、俺の話なんて荒唐無稽すぎて誰も信じるわけがないのだが、ただただ3人は呆然としていた。
次回、レクリエーション2です。
林間学校編は次回でラスト。
登場人物紹介は美智留です。




