表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マンドラゴラ戦隊 声優たちの日常~収録現場は今日も賑やか~  作者: ゆめ@マンドラゴラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
39/54

第39話 勉強しよう

 クイズだとしても、ある程度のボケは許されるはず。

 ただ、外し過ぎるのもきっとまずいわよね。


「わざわざ事前に『歴史クイズやります』って知らせるなんて、勉強してこいってことじゃない」

「そうなんだよぉ……」


 田中がしょんぼりしている。

 私も泣きたい。


「真面目にその日の収録休む?」

「うぅ、本当にそうしたい」


 スマホにマネージャーから通知が届いた。

 内容は、まさに今話題にしている歴史クイズについて。


 …………え?


「レギュラーメンバーが一人でも休んだら、歴史クイズは次回に回されるらしいわ」

「そんなのあり!?」


 普通はない。


 レギュラーが一人でも欠けたら企画延期とか、この企画にどんな執念燃やしてるのよ!

 企画した人、絶対に私たちを逃がす気ないわね。


「どうにかして覚えないと……」

「うん」


 二人して真っ青になっていたら、前の席からクスクスと笑い声が聞こえてきた。


「……なによ」

「助けてあげようか?」


 黒い人の肩に頭を乗せたまま、にっこりと笑うキラキラ王子。

 その笑顔が一番怖いのよ。


「はい、これ」

「……?」


 そのままの体勢で、メモをこちらへ差し出した。


 そうですか。

 動く気はないから私に手を伸ばせってことですか。


 黒い人、ちょっとこの男を甘やかしすぎじゃない?

 内心でブツブツ言いながらメモを受け取り、ソファへ座り直して中を見る。


「何これ」


 メモに書かれていたのは、歴史年号を歌にした歌詞だった。

 語呂合わせ?


「リズムを付ければ覚えやすいでしょ?」

「それは、そうだけど」

「スタジオも貸してあげるから、今日の収録が終わったら行こうね」

「わぁ!」

「田中、正気に戻りなさい!」


 この世に只より高い物はないってマネージャーが言ってたわ!

 罠よ罠!


「歌にダンスも付ければ、もっと覚えやすいよ。運動にもなるし」

「……」


 もしかして……太ったの、バレてる?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ