表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マンドラゴラ戦隊 声優たちの日常~収録現場は今日も賑やか~  作者: ゆめ@マンドラゴラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/54

第35話 本当にあった怖い話

「熊さん、お疲れ様です」

「こはるちゃんもお疲れ」

「声優できたんですね」

「できたね~」


 本人が誰よりも他人事だった。


「いつの間に練習したんですか?」

「九条に指導されたんだ」


 熊さんの笑顔が一瞬影って、疲れた表情が見えた。

 なるほど、キラキラ王子が黒幕。


「熊谷さんも声優初なんですか?」

「そうだよー」


 田中がキラキラした目で熊さんを見上げている。

 そう言えばこの現場、素人声優ばっかりじゃない?


 私はアイドルでしょ。

 神崎は不良俳優。

 田中は隙あらばバナナを語る芸人。

 白藤さんはどこかのブランド専属モデルだったかしら?

 熊さんはドラマー。

 キラキラ王子は資産家。

 黒い人は……この人が一番謎ね。


(この道のプロがいない?)


 どんな基準で選んだのかしら?


「監督、どういう理由で僕らを選んだんですか?」


 ちょうど通りかかった監督に田中が疑問をぶつけた。

 やっぱり気になるわよね。


「まず白藤さんありきで、他のキャラに合いそうな人間を探した」


 想像より酷い理由だった。


「白藤さん?」

「ピンク役は白藤さんじゃないとやらないと言ったら、意見が通ったんだ」

「通るんですか!?」

「ああ、九条君は即OKしてくれたよ」

「へぇ~」

 

 田中はのんびり感心しているけれど、後ろで引きつった顔をしているレッドに気付いてあげてほしい。

 そして私の顔も引きつっていると思う。


 キラキラ王子の権力が強すぎて怖い!

 田中はなんで笑っていられるのよ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ