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マンドラゴラ戦隊 声優たちの日常~収録現場は今日も賑やか~  作者: ゆめ@マンドラゴラ


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34/54

第34話 俺が最強だ!

「じゃあ始めよう」


 監督の声が響く。

 スタッフによってベンチに運ばれたはずの監督は、キラキラ王子の「僕が代わりを務めておきますね」の一言で飛び起きた。


 一回任せたらその後も延々と監督やりそうだし、やり遂げそう。

 監督も乗っ取りが冗談に聞こえなかったのかもしれない。


 アニメと白藤さんに関してだけ、生命力を発揮するのよね。


「ガザンからお願いします」

「はーい」


 熊さんがマイクの前へ立った。


 大きい。

 やっぱり大きい。

 マイクがおもちゃに見える。


「砂漠は俺の庭だ!」


 自信満々で登場したバルガ帝国四天王・ガザン。

 直後、砂に埋まって部下に助け出されていた。


 基本的におバカキャラなのよね。

 パワー一辺倒。

 頭脳戦が出来ない。


「俺が最強だ!」


 自信満々な声。

 けれど全身砂まみれの機械兵。


「そぉれ!」


 その五分後。

 マンドラゴラ戦隊との戦闘では連携攻撃を受け、巨大な砂団子になって転がっていた。


「OKです」


 さすが自称最強。

 ほぼ出オチだったわね……。


「ふぅ、緊張したなぁ」


 熊さんがホッと息を吐きながら肩の力を抜いた。


 そういえば、あの自称最強、どことなく熊さんに似てたわね。

 巨大なところとか。

 ……グッズが出たら買おうかな。



▽バルガ帝国・砂漠の最強兵(自称)

挿絵(By みてみん)


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