出会い
「ゆーうーまっ。英語の宿題やったか?良かったら見せてくれない?」
僕に話かけてきたこの男は、同じクラスの坂口千秋。誰に対しても優しい。だからなのか女子にもてる。まぁ、男の僕は、女子に狙われる事もないし、誰でも仲良くなるやつだから僕が目立つ事は、ないだろう。
「別に良いけど…、間違ってても知らないよ?」
そう。普通の僕は、勉強も普通…。坂口の方が頭良い。平気で学年3位くらいに入る奴だからな。
「良いって良いって!それにしても1年の頃は楽だったのに2年になってから難しいよなー」
嫌味か。…そう。この間までは、1年生だった。桜ももう散る時期か。
「さんきゅ。なぁ、悠真は、部活入らねーの?1年時入ってないから入れば良いのに」
「良いよ。もう、それに僕やる事あるし」
「やる事?」
そう。僕にはやる事がある。それは…ゲームである!ホラゲームアクションゲームシューティングゲーム様々なゲームをやっている僕は、部活などやっている暇は無いのだ。…運動も出来ないし。
「そう。やる事」
キーンコーンカーンコーン
「英語の授業始めるよー!出席とります!」
元気な英語の先生。咲輝杏雛先生。とても生徒思いな人だ。生徒からの信頼も熱い。
ガラガラ
と音とともに皆またかという視線。誰も目を合わせようともしない。このクラスの浮いてる存在。
ふぁーっと欠伸をしながら
「おはざいまーす。」
と一言言い何事も無かったかのように席についた。
この子の名前は、岩永愛桜。
目立つ存在。
「岩永さん!また、遅刻ですか?駄目ってあれ程言ったのに」
「すいませーん」
と良い教科書を開いた。
なんだ、授業をする真面目じゃないか。と思う人もいるだろう。
外見は、ギャルそのもの。ピアスをしメイクもばっちりして髪の毛は、金髪。綺麗に爪もネイルをしている。
そんな彼女を真面目と言えるだろうか。
関わりたくない。
そう、僕は思っている。
授業も終わり生徒達は、部活する人、帰る人がいる。
僕は、放課後誰もいない屋上にいってやる事がある…。
気持ちいい風に当たりながら…ゲームをするのだ。
なんて、ワクワクするのだろう!風に当たりながら、色ん人の声を聞きながらやるゲーム…。
そんなゲームが好きだ。
誰も居ない事を確認…。人が居たらやりずらいからね。
「ねぇ。なーにしてんの?」
この声は…岩永…愛桜!?




