覚醒
俺が通っている中学校は、俗に言う魔法学校だ
ハリ○タ?
なんだそれ
魔法学校といっても、魔法しか習わないわけじゃない
剣と弓と槍と魔法が1:3:1:5くらいだ
弓は魔法の矢を射ることもあるから、割合が大きい
それと、普通に勉強はする
数学は嫌だ
何あの記号
√とかxとか知りません
そんな中、2年生も後半に差し掛かったころ、それは来た
学校に、強力な魔物が攻めてきたのだ
ーーなぜここに?ーー
そんな疑問を頭に浮かべる暇もなく、魔物はこちらに近づいてきている
10メートルはあろうかという巨大な魔物が、
15体で攻めてきている
もちろん、迎撃するしかない
しかし、教師だけでは人手が足りないため、生徒もそれに荷担することになった
「危なくなったら逃げろって言われたけど… 正直意味なくね?」
友達のクリスが言う
「そうだな、こんなに大きいしな。てか、これ弓か魔法しか攻撃できなくね? 現実的には」
槍はまだ可能性はあるかもだが… 剣は………な
俺は魔法を放つ
『上級炎魔法 業火』
魔法なら俺は教師並みにできる
それ一発で魔物は倒れた
意外に耐久は低いのかもしれないーー
俺にも倒せたのだから、もちろん教師たちにも倒せる
そして、10分ほどで、全て…… 15体の魔物を倒した
「あれ?弱かったくね?」
「わりと強いと思うよ。でも、俺の敵じゃないね」
「なにそれ!うざっ!」
「ひどくね⁉︎」
きつい言葉を浴びせられた。
(・ω・)ショボーン
「ん?あれ何?」
「え?」
顔をむけてみると……
さっきのやつらより一回りも二回りもデカい魔物がいた
でも、見た目的には似ている
おそらく同種類だろう
『中級水魔法 水の滝』
俺の放った水魔法が直撃するが、効いている様子はない
「これがダメなら!」
『上級雷魔法 神雷の槍』
これも、先の水魔法と同様、効いてない
「まさか… 魔法無効があるのか⁉︎」
スキル、特に魔法が全ての世界において、それを無効化する魔物というのは
人類の天敵に等しい
相手が人の何倍もデカいのならなおさらだ
「弓が使える人に…「いや、俺が行く」
「は? ラースは魔法しか使えないだろ! さすがにお前でも…」
そういうのも無理ないだろう
俺だって、つい10日前まで無理だっただろう
でも、今は違う
前に出て、魔法を使う
『中級氷魔法 氷の剣』
それだけではない
『現実』
そう唱えると、氷の剣は銀に光る本物の剣に変わっていく
『上級強化魔法 神足』
俺は地を蹴る
次の瞬間
魔物は斬り刻まれ、死んでいた




