表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《Aeterna・Memoria》アエテルナ・メモリア  作者: 黄金餅
迷い猫は相棒を探して
40/45

刹那に誓う永遠の想い 2

本当はゴールデンウィークは連続更新したかったのですが既婚青リンゴのライブに行っておりまして……できそうだったら今日もう1話更新したい

次は……本屋とかも見てみたいなぁ。よし、そうしよう。あ、その前にトールゴブリンの着ぐるみを着よう。アヤさんはマリーナに行くって言ってたし。というか何故にトールゴブリンが嫌いなのだろうか。こんなにキュートな見た目をしてるのに。全くもって不可解である。まあ俺もトールゴブリンと戦う事があるかもだし、その時にはなんで苦手になったのか考察しながらにしよう。お、これは多分レジだな。結構現代日本と似ているところもある気がする。よーし、お餅を買っ(頂戴し)たからレジは通って行こう。


「へえ、やっぱり似てるなぁ。ほとんど同じように見える」


なーんて、レジばかり気にしていたら。


「うおっ!?」


唐突に視界が落下していく。一瞬、何が起こったのか分からなかったが、おそらく何かにつまづいたのだろうと結論づける。そして、体が地面に着地する直前。もう一度、ガクッと衝撃が走り。次いで、ガコンッとレバーが押され切った様な音がした。これはちょっと……まずい気がする。


「………」


そうして、身を潜めて待ってみるも、10秒経っても20秒経っても何も起こらない。大丈夫かな……?と思いつつ立とうとして、よく経った瞬間にトラップ作動とかあるからもう少し待ってみようと思い止まる。そうして体感3分で今度こそ立ってみる。しかし……


「なーんだ、何にも起こらないじゃねぇか」


と思って一歩目を踏み出したその瞬間。


ドンガラガッシャーンッ!!!!ドドーンッ!!ガシャーンッ!!


「いや、は?」


その間数十秒、俺が探索していた食品コーナーが全壊した。そして、その瓦礫の間を縫う様に、ゴーレムが迫ってきている。ごめん、ちょっと理解が追いつかない。まず俺はショッピングモールに来た。そんで、餅をかっぱらった。レジを通った。つまづいた。起き上がって一歩目を踏み出した。食品コーナーが全壊した。ゴーレムが現れた。頭おかしくなったかもしれない。


パシュンッ!


うわっ、撃たれた。見るからに痛そうなエフェクトだけど大丈夫そうかな?いやダメそうだな、これは全力で回避した方が良さそうだ。本当にふざけんなよ、どこにレジにつまづいたらコーナーが全壊してこっちの事を殺そうとしてくるショッピングモールがある訳?ショッピングモールに外敵撃退機能は必要ありませんっ!

しかし今はそんな事なんて言ってられない。不必要を実現してしまったアホみたいなショッピングモールで、俺は現在進行形で大ピンチなのだから。というか、当たり前のようにゴーレムが銃を持ってるのおかしいと思わはりまへん?お?なんだゴーレム1号。お前「こいつ銃持ってへんし楽勝やわ」とか思ってそうな顔してるな、あぁん!?


バシュンッ!!ビュン!ビィィィィィッ!ズドンッ!バシュゥッ!パンッ!バスッ!バシュンッ!!ビュン!ビィィィィィッ!


八艘跳びを起動、できるだけ大袈裟に動いて狙いを外していく。さらには登攀も駆使し、立体機動を繰り返す。その時、意味のわからない挙動であちこちに乱射していたゴーレムが放った1発が俺に当たった。


「いってぇ!?」


痛すぎだろゴーレム……HP1割消えたぞ……というか当たりどころが悪かった、防具で隠せてないところは基礎ステータスのVITに依存するから、俺の「防具のVITあれば大丈夫」作戦が通用しないのだ。だからヴォーパルバニーとかを相手していても、下手をするとクリティカルで殺されかねないのだ。

一度リキャストとスタミナ切れが被ったタイミングで商品棚が上手く身を隠せる隙間を作っているところへと潜り込む。1、2、3、4………よし、全回復だ。一旦、ゴーレムたちの種類と特徴をまとめてみる。


まず、2丁拳銃スタイルのゴーレム。あいつはほとんど人と同じような形をしている。行動に規則性はなく、縦横無尽に動き回り、こちらを狙ってくる。2丁拳銃というだけあって、連射力が高い。それに2方向に撃てるせいで、俺が動き回ってもすぐに反応してくる。先ほど俺に弾丸を当てたのもこれと同じやつだ。


次にサブマシンガンを構えているゴーレム。こちらもやはり人型で、行動に規則性はない。2丁拳銃は2つの方向に連射でき、それぞれが普通の拳銃と変わりないのに対して、こちらは1方向しか撃てない代わりに、エイムもよく連射が途切れるのはほとんどない。


そして単発高威力の銃を構えるゴーレム。こちらは丸っこく、地面を走っているタイプと浮遊しているタイプの二種類に分かれる。行動の規則性は無し、小型であるためどの隙間に潜んでいるのか、どこから出現するのか分かりづらい。一番厄介な敵だ。


最後に巡回型の、リボルバーを所持するゴーレム。こちらも人型。リボルバーは撃てる数に制限がある代わりに威力が高いようで、当たると結構痛い。巡回ルートは食品フロアの外周を歩き回るのと、食品フロア内をおそらく食品棚が元あったところに沿って歩き回っている2種類がいる。巡回の周期を覚えておかないと酷いことになりそうだ。


この4種類のゴーレムが、最初に現れた時よりも地味に増えている気がするがおそらくそれぞれ10体程いる。計40体だ。うーむ、面倒臭い。しかしこればっかりはどうしようもないなぁ。2階とかに逃げることはできるかもしれないがそのうち追ってきそうだし……よし!もうここで何を言ってもどうにもならないんだからとっとと片付よう。まずは丸っこいやつを倒していきたい、多分後半にHPが削れてカスダメでも気にかけないと危なくなる時に後ろからチクチク刺されたら普通に死にかねない。しかし問題はどうやって倒すか、というよりもどうやって誘き出すか、が問題だ。多分ああいう敵は攻撃されそうになるとすぐ引っ込んでいくから、できればまとめて仕留めたいんだよなぁ。うーん、いや、まずは仕留めやすそうなのから行くか?そうだな、そうしよう。一旦人型のやつを優先的に狙って、丸っこいのは出てきたらその都度確実に仕留めていくことにしよう。


方針は決まった、あとは作戦通りに戦うのみ!

・纏力の装飾

全ての部位に防具を装備している状態で装備すると生身の部位(首、手など)に防具の合計分のVITが加算される。また、防具を装備していない部位に装備すると装備している防具の合計分のVITが加算される。第3の町〝ポンテ〟に至るまでの素材で作成可能。上位互換は結構ある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ