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日イヅル処二テ  作者: MC67
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3/5

ムカシ昔ノモノガタリ

落ち着いた口調でスズナは話し始めた


それはとても昔の話、その地は五匹の龍によって作られた。

「皆が幸せに暮らせる楽園のような地であれ」という祈りを込め作られたその台地はそれはそれは平和で争いという言葉すら存在していないまさに桃源郷であったそうな

しかしそのような世界が一万年ほど続いたころ、ある地にて異変が起きた

その地にて平和に暮らしていた生物たちが争いを始めたという

龍たちは世界にこれ以上直接的に手を出さないようにすると誓いを立てていた

あくまで観測者であろうと

しかし放っておくわけにもいかなかったのでどうにかしようと一人の龍が提案した

その提案について龍たちは話し続けた

三日三晩にもわたる会議によって決められた判断は

「争いを止めることのできる知恵を出すことのできる生物を生み出し、それに解決させよう」というものだった

そうして龍たちによって一つの種類の生物が生み出された



それは人間である

龍たちはこの人間たちに知能と言葉を与え、こう命じた

「とある地にて争いが起きている。その知恵を活かして争いを解決するのだ」と

この判断はうまくいっていた

人間たちがその地の生物たちにたいして自慢の脳を活かし、解決策を出すことにより争いは次第になくなっていった

そのような状況が数年間続いたころ、一人の異端児が現れた。

その異端児はこう考えた

異端児「なぜ我々は龍たちの命令に従い続けているのだ。我々人間の意思はどうなるのだ。これではただの人形ではないか」と

その異端児の考えはじわじわと人間たちの間に広まっていった

そうして人類の怒りがふつふつと湧き上がってきたころ

一人の人間が龍たちに交渉をしに行った

「われわれ人間にも自由が欲しいのです」

だが龍はそれを許可しなかった。あくまで人間は龍からすればただの道具でしかなかった

その時、人間が謀反を起こした。その地を担っていた一人の男が龍に対して攻撃をし始めたのだ

その謀反につられるかのように別の地に住んでいる人間もそれに参加していった

人間の中には龍の力を恐れて龍たちに味方するものもいた

そのおかげで人間たちは龍たちに徐々に追い詰められてきていた。その時、龍の裏切りが起きた

五匹の龍のうちの一匹が人間側についたのだ

一匹の龍は一人の人間に恋をしていた

しかしほかの龍たちが人間を滅ぼそうとしているのを知り、愛する人を守ろうとほかの龍たちを裏切った

龍は人間たちに自分たちの弱点の情報を与えた

これにより今まで優勢だった龍の軍は一気に不利になった

人間たちの攻撃と一匹の龍の協力により龍たちは一匹ずつ殺されていった

そうして自由を手に入れた人間は自分たちだけの国をつくった

それは龍の時代ほど平和な世界ではなかったが皆が活気にあふれる良い国だった

そして最初の異端児は皆を導く王となり、いつまでもその国は栄えた

その異端児の名は、「リュウ」であったという




スズナ「これがその昔話、自由を求めた人間と反乱の話」

リュウ「面白い話だな」

スズナ「でしょう!私のお気に入りなんだ!」

スズナ「っていけない!長くなっちゃったね。そろそろ村を案内しなきゃ」

スズナ「さぁ行くよ!ここはいいところだから早く案内したいんだ!」





相変わらずの初心者です

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