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22.その後

生徒会に入ってから1ヶ月以上が経った。


生徒会の仕事は今のところは見回りとちょっとした書類整理などだった。


生徒会には1年では俺たち意外に公爵令嬢のカロリーナが入った。

賢いので話ができるので印象は悪くないし、関係もそこそこ良好。


クレア先輩はケーク侯爵家の養子となった。


ケーク侯爵家は貿易が盛んな家で、侯爵家の中では1番力が強い。

コート辺境伯領で取れる希少な魔物素材をケーク侯爵家が国外にも売る権利を得ることになった。

王家との話はまだ終わってないらしいが、王女が嫁ぐことになりそうである。

現当主も、その息子も優秀との事だ。


グラン公爵家は多分王家が結構動いたのだろう、幾つもの権利を失ったし、幾つもの事業の規模も小さくなった。

元々は公爵家の中でも古株で強い力を持っていたが、そのうちギリギリ公爵を名乗れる程度まで落ちぶれるだろう。


多分今後は跡継ぎ共の未来を潰して王子の1人に公爵家を継がせて、権利や事業の規模を元に戻してまるで王子がすごいみたいにするのだろう。


クレア先輩に関してはうちの母さんがめちゃめちゃ贈り物を送っていたらしく、嬉しいと困惑が混ざってなんかぐちゃぐちゃになってたりもした。

今は手紙を出して量は減ったが、質が上がったらしい。

うちもケーク侯爵家も男児しかいなかったため、どちらの家の母がテンション爆上がりで甘やかされている。

今までは笑顔でも、無理をしているというか少し暗い雰囲気を纏っていたが、今はそういった様子はない。

まだ心の傷は治ってないし、一生治らないかもしれないが思い出さないように、新しい楽しい思い出を増やしてあげたいなと思った。

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