↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/52

クサガモ大作戦3

前話

網下着を引き裂いて網作成

「自然な感じですし、これなら入ってもらえそうですね」


 完成品を見てアオイさんが満足げにうなずく。


 開いて正方形に近くなった網をあわせ、境目はつるを丁寧に通して繋げた。同じ木から採ってきた葉も網に挟むようにくっつけ、さながら細い枝と葉のカーテンといったところだ。


「問題は強度だな。多少怪しくなっても二重にしたほうがいいのか悩ましいな」


 クサガモを多く見つけたエリアに戻り、適当な木を選んで準備した網を張っていく。

 二本の平行な枝を下辺にした一メートル四方の立方体型のスペースは、下の方に入り口があり、中には那須じいのミネラルたっぷり牧草も差し込んでおいた。


「夜が明ける前に見にこよう。眠いだろうがよろしく頼む」

「はい、協力は大事ですものね」


 アオイさんは特別明るい笑顔だった。



 

 真っ暗な中、夜でも見える八木ちゃんが俺とアオイさんの手をとって森を進んだ。


「入ってるにょろ、どっちの枝にも二匹ずつ止まってるにょろ」


 にょろ助は木をするすると登っていった。

 入り口から出て逃げようとするクサガモを順番に噛んで痺れさせ、目論見通りに捕獲は成功だ。


 早速、足に紐をつけてから神経毒を治す。

 苦労はしたが、これでようやくクサガモの捕獲術を確立したと言えるだろう。


 家に戻った後、風切羽をいくつか抜いておいた。

 つがいが二組だったようで、これで繁殖も可能そうだ。


 那須じいの絶倫魔法を全部のクサガモに、八木ちゃんの排卵魔法をメスのクサガモにかけてもらい期待に胸を膨らませながら二度寝に入る。


 当面の間は明け方にこの作業を繰り返すことになるだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。