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真樹VS女子  作者: 東洋連合
Episode20 対決、美少女ゲーマー!
355/358

第355話 リベンジマッチへ!

こんにちは。

エピソード終了が予定より伸びてしまいましたが、今月中に終わらせます。

 人気RPGであるモンスタースナイプ、通称モンスナ。冒険だけでなく仲間にしたモンスターを使って対戦もできるのだが、その全日本大会が現在千葉の幕張で行われている。そんな中、真樹は昨年の世界チャンピオンで現役女子高生ゲーマーのタッピーに改造ソフトを使用している疑惑を抱いた。その疑惑を公にするために彼は全日本大会に出場することを決め、予選を突破し、本大会に出場。そこでも予選リーグを全勝で突破し、見事決勝トーナメント出場を決めたのだった。


 トーナメント開始前。ロビーにて。

「真樹!決勝進出おめでとう!僕も嬉しいよ!」

「ああ、俺もだ!絶対タッピーに勝って優勝しろよな!」

 トーナメント開始までまだ時間があるので、真樹が休憩している所に慶と杜夫が嬉しそうに駆け寄ってきた。勿論、伸治、武司、美緒もいる。

「真樹、マジですげえ!全勝だぜ、全勝!」

「お前、ゲームの才能もあったんだな!プロゲーマーになってもいいかもな!」

「ちょっと、まだトーナメントが残っているのよ!湯川君、とにかく頑張って!」

 そんな感じでみんなから激励をもらった真樹は、飲み物を飲み終えた後に言った。

「ありがとう、みんな。手は打ってある。後はタッピーと戦えるように頑張るだけだ。おっと、そろそろ組み合わせの発表だ。行ってくる。」

 真樹はそう言うと、再びステージの方に向かったのだった。


 そして、組み合わせ発表。

『さあ、お待たせいたしました。決勝トーナメントの組み合わせを発表します!組み合わせは…これだ!』

 司会者の男性がスクリーンに向かって手を挙げると、組み合わせの結果が映し出された。決勝トーナメントはAブロックとBブロックにそれぞれ20人ずつがランダムに割り振られ、それぞれのブロックを勝ち抜いた者同士で決勝戦を行う。因みに、今大会の目玉のタッピーはAブロックに割り振られた。

「へへーんだ。どんな組み合わせだろうと、優勝するのはこの私だからねー!」

 自信満々に胸を張りながらそう言ったタッピー。その様子に、会場にいるタッピーファンたちが大盛り上がりになった。

「おお、予告優勝!」

「それでこそ、俺たちのタッピー様だ!」

「優勝待ってるぞー!」

「優勝トロフィーはタッピー様の物だ!」

 その一方、真樹はBブロックに割り振られた。

「Bブロック…。タッピーと戦うには決勝進出以外無いということか。シチュエーションとしては最高だが、周りは俺よりも強い奴ばかり。厳しい状態だが、やるしかない。」

 若干不安を抱きつつも真樹はタッピーと戦うことに闘志を燃やしながら、試合の準備に入った。


 そして、決勝トーナメント開始。

「へへへ~!決勝トーナメントだからもう少し歯ごたえある試合できると思ってたけど、大したことないわね!これじゃあ、すぐに優勝できそう!」

 タッピーは相変わらず、ステルスストロンガーで強化されたフェアリーフラウで対戦相手に猛威を振るい、初戦の相手を3分でノックアウトしてしまった。その後も他社を寄せ付けない圧倒的な強さで、どんどん勝ち進んでいく。

『流石タッピー選手!去年の世界チャンピオンに相応しい圧巻のプレイング!もう彼女を止めることは誰もできないのか!』

「出来るわけないでしょ!だってこの私なんだから!」

『失礼しました!タッピー選手、相変わらずお見事です!』

 司会者の実況に少しムッとしながらそう答えたタッピー。そんな彼女は言葉通りに勝ち進んでいるのだが、強化されたステルスストロンガーの影響もあって、ここにきてもまだ誰も改造ソフトだということに気付いていない。そして、何も疑われないまま勝ち続けたタッピーは準決勝でも…。

「ふーん、そう来るの。でも、私には勝てないよー!」

 対戦相手も何とか粘ろうとしたが、ステルスストロンガーの効果で避けようとした攻撃は全部当たってしまう。そして…。

「貰った!」 

 タッピーのフェアリーフラウが止めの一撃を決め、彼女は勝利した。

『おめでとうございます!Aブロック、決勝戦進出はタッピー選手です!』

「やったー…なーんてね!当然よ!」

 そんな感じでタッピーはあっという間に決勝戦まで来てしまった。一方、Bブロックの真樹はというと…。

「俺のアイスタイガーより動きが速い。だが、こうすれば勝てる。」

 素早い動きで翻弄してくるウサギ型モンスター相手に真樹は始めこそ押されていたが、一瞬のスキをついて大ダメージを与えていく。

「これでどうだ。」

 相手モンスターが弱った所に最後の一撃を入れ、真樹は初戦を突破した。

「よし。これならいける。」

 そして、自身が付いた真樹はアイスタイガーを繰り出して、上位プレイヤー顔負けのプレイングを連発した。

『すごい!冷静かつモンスターの特徴をうまく利用したプレイングだ!MSK選手は本当につい最近対戦を始めたばかりなのでしょうか?!思わぬ所にダークホースです!』

 司会の男性も真樹が対戦初心者ということが信じられないようで、感心を込めて実況した。そんな真樹は心のペースを乱すことなく勝ち進み、準決勝まで来た。そこでも…。

「っ!今だ!」

 準決勝の対戦相手と互角に戦っていた真樹だが、試合が進むにつれて若干不利な状況に追い込まれてしまった。それでも真樹は諦めず、攻撃をうまく避けながら隙をついて大ダメージを与えるプレイングを繰り返し、遂に状況を逆転させた。

「悪いな。タッピーと戦うのはこの俺だ。」

 こうして最後の一撃を叩き込んだ真樹は、何と格上相手に勝利してしまった。

『し、信じられません!初出場のMSK選手、見事決勝進出です!』

 こうして真樹は自らの力で決勝進出を決め、タッピーとの直接対決にこぎつけた。

「待っていろよ、タッピー。俺が必ず化けの皮を剥いでやるからな。」

 真樹は決勝に向けて、更に闘志を燃やしたのだった。

こんにちは。

もうすぐ本エピソードも終わりです。

5月には新エピソードに入れるようにしますので、よろしくお願いします。

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