第六十一話 ギリギリ
ウィルは、
「どうだ…革命は成功したか…?」
と、本堂を覗き込んだ、すると…
(畜生めぇ…見事に失敗してやがる…だが、奴らの見解はおそらく四天王は生きていて俺をとらえてる、の、はずだ…よし…待ってろよ…キュー、二ポロ、クリス、それと革命軍、俺が救い出す…必ずな…)
と、思い、本堂に四天王の衣服をつけ、彼らがとらわれていると思われる場所を見つけ出し、救い、革命の続きをやる、それがウィルとしての、いや、弟としての役割だ、だからどうするか…そう、考えていた時、
(いい方法を思いついた…エリックを先にとらえればいい話だな…これは、そしてキューたちを解放する、そしてキューによる政権を誕生させる…それで俺、ウィルとしての役割は終了だな、そうしたら、俺によるウィルに似ている複製をここへでも置いといて、時山大帝国を復活させる…だが…それはあいつらを敵へと回す行為だ…姉をな…それは覚悟できている…俺はな)
と、思い、まずはエリックの部屋へと忍び込んだ、そして、
「さて、エリックを待ち伏せしていても遅い、だから、資料を何か漁ろう、あいつに関する…な」
と、資料を漁っていると、とある危なげな資料が出てきた、それには、
「明日、キュー、二ポロ、クリス、この革命の表の人物らが処刑だと…ふざけるな…」
そう、その三人が処刑されると書かれてあったのだ、仮にウィル(次郎)は、時山大帝国の家臣、だが、あの三人にはいろいろと感謝しなければいけない立場でもあるし、なにしろ、姉本人から、ウィルが弟だと当てられた、その情報を少しだが信用している、だから…と、ウィルは考え、そしてこう思った。
(絶対あいつらを…助け出し…エリックを殺す…)
と…、
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