第三十話 対決
次郎と賢治はドローンを共同で操作し、デットの拠点に降りた。そして、
「デットのボスさんと、山河さん、2VS2で殺しあいましょ」
と、言った。これに対し、デットは、
「はぁ…、あの拠点燃やしのせいで、ちくしょう、犯人はお前だなこれ、はぁ…」
と、ため息をつきながら、ジャンプを何回かし、構えて
「いいよ、勝負しよう」
と、言った。これを受けて次郎は、
「おら!」
と、拳を右斜めからデットのボス目掛け振りかぶった。これをデットのボスは
「弱いな、所詮は時山大帝国の弱青年か!」
と、かわし、さらには次郎の体をなげつけ、そして次郎を
「弱い!出直せ!」
と、蹴りを次郎の腹めがけて入れた。これをくらった次郎は…
「くっ………」
と、呻きながら意識が遠くなるのを感じ、
(これまで…か…?まだ…ぁ……)
と、思った。そして…、デットのボスは、
「所詮貴様もその程度か、関わる価値すら無い、あの馬鹿大河を援護しに行くか……。」
と、大河の援護のためにすぐに次郎の後ろを振り向き、さっさと走ろうとしたとき、
「ん…?なんか肩に圧力が……?なんだ?」
と、デットのボスは後ろを振り向こうとしたら、
「まだ……、終わっちゃあいねえよ」
と、次郎が言った。そして次郎は自らのボロボロな右手を、デットのボスの頭に振りかざし、デットのボスを吹っ飛ばした。この状況を見てデットは、冷や汗をかきながら…
「ちくしょう、なんで生きているんだよ…、お前が、お前は俺がボコボコにしたはずだったのに……ちくしょう‼」
と、言ったが、それは次郎にとって負け惜しみの言葉にしかとらえられない、そして次郎は倒れているデットのボスに蹴りをくらわした。そして、
(はぁ…、これが’敗者になった俺’か…)
との言葉を残してデットのボスは意識を閉じ、死亡した。これを見た次郎は、倒れた。
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