第二十九話 上から見下ろして
そしてデットの拠点の上に来た次郎は、
「準備完了!」
「OK、先輩、今です!」
と、賢治がタイミングを示し、その通りのタイミングで次郎は、スピーカーの音を
「きぃぃぃぃぃぃぃぃ‼」
鳴らした。すると…
「うるっせぇな!」
「うわああああ」
「くそぉ、耳がいてえ」
などなどの叫び声や悲鳴が聞こえてきた。これを聞いて賢治は頭を抱えたため、
「お前が準備してきたもの、借りるよ」
と、しれっと賢治が握りしめていた油瓶と、マッチが入っている箱を取って、そして油瓶をそのまま
「おらああああああああああ」
と、投げ捨て、そして、マッチが入った箱からマッチを一本五本投げ捨てた、すると……、炎が出て、下から見下ろす景色が一面、、炎で埋め尽くされた、すると…賢治が
「よっこらせっと」
と、立って下を見下ろしながら、
「凄い…綺麗な景色だ……でしょ、先輩‼」
と、この惨状を見ていた賢治は気を取り直しながら言った、これを見ていた次郎と操縦員は、渋った顔をした。そして次郎はこう思っていた。それは…
(賢治、お前まじで狂っている、でも、確かに敵がやられている景色はにやりとしながら見られるな……ん?)
何かに気が付いた次郎は、ドローンから下を見下ろしてみた、すると…
「おい、こいつボスらしき人物じゃねえか?まあ、このまるで’デット’の意味の’死’を表すような見た目をしているな、だからここのグループのボスをやれている、と、納得、そしてそのお隣さんにいる、皆が鼓膜ぶちやぶってうわーとかやったり炎に燃えたりしていない人物は…」
と、次郎は、よく見てみると、
「あの山河‼」
そう、山河がデットのボスの隣にいたのだ。まあ、予想済みではあったが、一応裏切者だったので、次郎は腹立たしい思いをしながら、苦笑いして
「操縦員さんはここへ残って」
と、言った。これに対し、操縦員さんは、
「わかった」
と、言った。そして次郎はこわばった顔をして、
「賢治、やるぞ、俺と賢治二人で、敵のあの裏切者の山河とデットのボス二人を、叩き潰すぞ、いいな」
と、言った。これを受け取った賢治は、首を縦に振り
「はい‼」
と、言った。
どうも、砂です、毎日投稿頑張ります




