第十五話 意地を砕ける
まさかのグリースの徹底抗戦的に驚かされた次郎は、
「第一ラウンド…かぁ…」
と、つばを飲み込んで、ほおを叩いた、そして、
「お前のその意地、砕く」
と、パンチをグリースに向けて本気で打った。これをグリースは受け止めるも自身の左足が壁にのめりこんだ。
「くそっ、このままじゃまずい」
グリースはそういった。そのすきに次郎はキックをお見舞いしようとしてくる、それを右足を使い
「おらあああ」
と、キックを跳ね返したと思ったら、キックは跳ね返されていなく、グリースの右足は次郎の足に負けて折れ、そのまま頭に足が当たり、首がひねられて口からグリースは血を吐き、倒れた。
「くそ…が…」
と、グリースは負け惜しみの最後の言葉を言うが、もうこの体制となってしまえば次郎の勝利だ、次郎はグリースの背中を足で踏み潰し、
「こんだけ味方をボコボコにしたんだ、それ相応疲れてったって事だろう、つまりは、これは俺の勝利ではない、が、これをした以上、一応時山大帝国の勝利ってことにはなるな…、グリースにこんな勝ち方をしてもうれしくはないがな…」
と、言った。そしてグリースをブンブン吹っ飛ばし、死体の上に乗せ、ゆっくりゆっくりと死体の山を歩き、そのまま立って、右手を握って、右手を上に上げ、こう言った。
「時山大帝国の勝利ぞ‼」
と、これは時山大帝国の歴史にも乗る大快挙となった。これを現場に見ていた人達は、
「英雄みたいに輝いている姿、素敵」
「あなたは素晴らしい勝ち方をした!」
「味方の仇を討ってくれてありがとう」
という声を挙げているが、一番の賢治の感想は、
「彼が英雄に見えた。絵でその姿を現したいほどに、だが、その時間はないから、我ら時山大帝国は、趣味に溺れずしっかりと進んでいかないといけないのだ。」
という感想論を述べた。
どうも砂です、毎日頑張っております




