第十四話 HERO?か何なのか
次郎と賢治は、急いで本隊の元へと向かった。すると、見た景色は…
「うっ…吐きそうだ」
「ですね、先輩」
大量の味方の死体が積まれていた。残っている味方はせいぜい十、いや、数人、その味方達も怯えてまるで金縛りに合っているのかのような震え方をしていた。その大量の味方の死体に乗っかっていた人物、それこそが…
「我こそがグリースなり、時山大帝国の輩は強き者はいないのか……」
そう、グリースだったのだ、それに対し、次郎は、
「1VS1をグリース殿、そちとちとやりたいのですが、よろしゅうございますか?」
「わかった」
と、1VS1を挑もうとしたのだ、それをグリースが承諾した、つまり、この二人が戦う事となったのだ、その事実を見ていた賢治は、恐る恐る
「だいしょうぶですか?そいつ、喧嘩王で有名ですよ!私は次郎さんがとても心配です」
と、言った。これを次郎は、
(心配してくれているんだな、いかにも賢治らしいな、だが…)
と、思ったが、
「だいしょうぶだ、問題ない、賢治はこの1VS1が、どうなるか、見といてくれ」
と、平然さを見せた。そう会話をしていたら…
「1VS1なら俺が先に行かせてもらうぞ」
と、グリースがパンチを一発放ってきた。それを次郎は軽く受け止め、無言で弾き返す、すると今度はグリースは、右からキックを頭に向かって打ってきた。それを次郎は軽く受け止め、
「お前の’」
と、言った。これに対してグリースは、
「うおおおおお」
と、強靱そうなパンチを打ってきた。これを次郎は「ゴン」っと、手で受け止め、そのまま押し返し、
「拳は…」
と、言った後にすぐにグリースの頭にパンチを食らわせ、
「軽い‼」
と、言った。これに対してグリースは、
「へぇ…そうかそうか」
と、上着を脱ぎ棄て、次郎の顔にストレートパンチを食らわせ、
「ウォーミングアップ替わりで遊んであげたが、第一ラウンドに入る必要があるそうだな…」
と、言った。これを見ていた賢治は
(並大抵の強い人でもグリースは倒せない、この実績をグリースは誇らしげだ、それを利用すれば勝てるのではないか、ただ、それが負けず嫌いの先輩にできるのか、どうか)
と、スポーツ観戦みたいに次郎の姿を見ていました……。
どうも、砂です、今回は大目に書いてみました。いつもご愛読ありがとうございます。毎日投稿頑張っていきたいなと思います。




