してやられた
「それはカエデが悪いな!」
「そうですよ。いつも言っているのに。」
カエデがサクラとモミジに、けちょんけちょんに言われている。そりゃそうだが少し可哀想だ。
「俺としてはカエデの裸が見れたからいいんだが…」
「ジェイド!うるさい!」
「確かにカエデは裸族ですけどスタイル良いですもんね。」
「ふむ!ジェイドはやはり巨乳が好きなのか!」
「好きというかあると見ちゃうだろ?」
「くっっ!否定できない!」
「私も見ちゃうかもです。」
アイリスすらも見てしまう。巨乳とは恐ろしいモノである。
「じゃあ私達もプリン頂きますね。」
「これはプリプリしてるな!甘くて美味しい!」
「これってレシピはジェイドだよね?」
「あぁ、俺とシャナにフィリス、バッカムと双子メイドは作れるぞ。」
「いいなぁ。いつでも食べられるのは羨ましい。」
俺の料理レシピはシャナ、フィリス、バッカム、双子メイドで共有している。シャナとフィリスはお菓子特化、バッカムと双子メイドは食事特化って感じだな。
「ヴァルキリーでも食事は作るんだろ?」
「作るけど…普通の食事って感じかな。なんかレシピ教えてよ。」
「それはダメ。店を出せるくらいのレシピだからな。」
実際に俺のレシピでフレイムやロザリーはやっているし、双子メイドにだけ教えている普段の食事レシピも店をやろうと思ったらできるだろう。
「一番、料理が上手いのって誰なの?」
「んー特化型もいるからなぁ…今だと双子メイドのリゼじゃないかな?よく一緒に作ってるけどアレンジも考えたりしてるし。」
リゼは最初はオドオドしていたが今ではうちのコックとして実力を遺憾無く発揮している。執事のブランドールもキッチンではリゼに勝てないからな。
「メイドさんじゃなく店をやらせたりとかは考えないの?」
「言ったことはあるけど…商売向きの性格じゃないから遠慮しますって言われた。」
リゼは引っ込み思案だから人を使うのは難しいだろう。適材適所だな。
「じゃあ打ち上げとかは変な店でやるよりはジェイドの家の方がいいんですね。」
モミジが鋭いことを言ってきた。確かに下手な店より味はうちのほうが上だろう。実際に俺もほぼ外食がなくなった。
「なんで俺の家なんだよ!メイとリゼが大変だろうが!」
「じゃあせめてジェイドが絡んだ仕事の時はいいでしょ?」
カエデまで言い出した。デザート目当てだな。
「確かに!師匠もいるしな!」
「わ、私もメイとリゼのお手伝いします!」
アイリスまで…
「うーん…まぁ組むことがあったらな…」
「やりました!言質を取りました!」
これもコミュニケーションの一環だと思えば…まぁいいだろう。




