女の戦い
俺は家に戻ってきた。ここを自分の家と言っていいのか疑問だが。
「デッッッカ!ジェイドどうしたんですか!犯罪はダメですよ!」
「違うわ!貰いもんなんだわ。」
俺は門を開け中に入る。ブランドールが待機していた。ずっと待っているのだろうか?
「お帰りなさいませ。ジェイド様。」
「あぁ。ブランドール、コイツはサクラだ。覚えておいてくれ。」
「ヴァルキリーのリーダー、サクラ様でございますね。」
「おぉ!知っているのか!私がサクラだ!」
「みんな帰ってきているのか?」
「えぇ先ほど戻られました。」
「みんな?ジェイド!一夫多妻制は王族のみだぞ!」
「だから違うってサクラも知ってるヤツだから。」
俺は家の中に入る。居間として使っている部屋に行くと全員、揃っていた。
「買い物は終わったのか?」
「えぇなんとかね。」
「服なんかいらんのに…」
「メイとリゼもご苦労だった。ありがとな。」
「いえ、セス様とレイナ様とご一緒できて楽しかったです。」
「は、はい!楽しかったです!」
服選びは無事に終わったらしい。セスを見るとかなり薄着ではあるが…これ以上は言うまい。
サクラがワナワナと震えている。なんだ?
「ジェイド!これはどういうことですか!知っているってレイナだけではないですか!」
「メイとリゼはメイドなんだ。」
「なるほど!サクラです!よろしく頼む!」
「よろしくお願いします。」
「さ、サクラ様ですね。よろしくお願いします。」
うん。これで自己紹介は終わったな。ヨシ。
「よくないんですよ!誰ですか!この人は!」
セスを指している。あれ?ヴァルキリーのメンバーは知らなかったのか…
「あぁサクラ、コイツは…」
「我はセスだ!ジェイドのツガイだ!」
「な!なんですと!」
「ちげーわ!てかメイやリゼの前で変なこと言うな!」
「くっっ!既成事実を作るのが遅すぎたか…いや、まだ取り返せる!」
「今後は我とジェイドは一緒に寝るからな!」
「ガハッッ!ま、負けていられない!」
セスとサクラが変なやり取りを続けている。俺はメイとリゼを仕事に戻した。教育に悪そうだから。
「ジェイド。私はここの部屋はたまに使うだけだから家に戻るわね。」
「あぁ、いろいろとありがとな。」
「まだ大変そうだけど。」
レイナも家に戻った。触らぬ神に祟りなしとはこのことだ。
「ならば勝負だ!」
「いいだろう!我に挑むとは!」
セスとレイナが庭に出た。
「おい!庭を壊すなよ!気に入ってるんだから!」
「ジェイドは黙っていなさい!これは女の戦いです!」
評価、ブックマーク共に本当にありがとうございます。拙い文章ではありますが頑張りたいと思います。




