どうぞどうぞ
ここは甘味屋ロザリー。そう俺の店である。
「よう!ロッテ!忙しいかい?」
「あぁ!ジェイドさん!ぼちぼちですね。」
「中に入っても大丈夫かい?」
「もちろんです!」
俺は店内に入った。店内にはシャナとフィリスがいた。そういえばフィリスに姉とのことを軽く話しておいた方がいいのかな。
「お?ジェイドか。」
「ジェイドさん、お疲れ様です。」
「やぁ。新しい商品はどうだい?」
「そうねぇ…まだ知名度が低いのか、定番商品の方が売れてるわ。」
「そうか、それで大丈夫。常に何かをしてるってのが意味があるんだ。」
「そうなの?よくわかんないや。」
「そういえば…ジェイドさん、姉と一緒ニ住むんですか?」
「え!ジェイド!そうなの!」
「ちょっ!誤解しないでくれよ!」
俺は近い内に公表されることを話した。
「へージェイドってプラチナランク?なんだね。」
「ジェイドさんて姉さんと同じくらい強かったんですか!」
「あ〜まぁそうなのかな。とりあえずレイナとはパーティを組むことになってさ。で、いろいろあって貴族邸に住むことになったんだ。」
「それで姉さんが一部屋貰うって言っていたのですね。」
「そうそう。」
「なんだ〜レイナさんと結婚するのかなと思っちゃったよ。」
「まだ出会ったばかりなんだわ。」
俺はしばらく雑談すると、頼み事をした。
「シャナ、お菓子のセットを一つくれ。あと定期的に俺の家にお菓子を持ってきてくれ。メイドもいるし、客も来るから。」
「お?わかった。」
「メイドさんもいるんですね…」
「さっき初めて会ったんだけどな。」
俺はシャナ達との雑談を終えると常宿にしていた、白猫亭へ向かった。ナターシャにはとても世話になった。挨拶はちゃんとしなきゃな。
「ナターシャさん!今までお世話になりました。」
俺は部屋の荷物を片付けると、お菓子を差し出した。
「アンタ…悪いことはしてないだろうね?これ高いヤツじゃないの…大丈夫?」
「おいおい…ナターシャさん。俺がそんなことするわけないだろう?」
「そ、そうだよね。ありがとう!ジェイド貰っておくよ。いつでも遊びに来なよ!」
ふうっこれで挨拶も終わった。さて我が家に帰るか…俺は歩きだし…ダダダダダダッ…ガバッ!俺は何かに体当たりをされた。
「ぐっっ!これは…サクラか!」
「やあやあやあ!ジェイド!久しぶりですね!あれからまったく遊びに来ないから浮気してるのかと思っていましたよ。」
「付き合ってないだろ…」
「で、なにしてたんですか?」
俺の話を無視して聞いてくる。そういえばサクラにも引っ越ししたことは言っておこう。
「引っ越ししたんだよ。いろいろあってな。」
「はい?私は聞いていませんが?」
「急に決まったんだよ。それに今、教えてるだろ?」
「ふむ…納得はしませんがいいでしょう!」
「じゃあ、まだ引っ越しの片付けがあるから。」
俺はサクラと別れて家へ戻ろうとし…
「私も行きますね!いいですよね!」




