表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
せっかく転生したんだから安定した異世界生活を送りたい。  作者: ねこをじさん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/38

満腹

俺とモミジはひたすらに肉を焼いている。サクラはもちろん、なぜか怒っているカエデもスゴい勢いで食べている。アイリスは…


「こんなに美味しい物は初めてですっっ!」


涙を流しながら食べている。ええんやで、お腹いっぱい食べな。


「ジェイドさん…私もそろそろ食べていいですか?」

「そうだな。ちょっと落ち着いてきたから俺らも食べよう。」

「ジェイド!私の皿が空です!肉を!」

「野菜も食え!アイリスを見習え!」


アイリスは合間に野菜も食べている。実に良い子である。


「野菜も美味しいですよ!」

「くっっ!仕方ない少し食べますか…」

「すいません!コメください!」

「私はスープください。」

「あ、私も!」


なんとか満足したらしいヴァルキリーの面々を見ていると。ふいにディアッカのことを思い出した。アイツも世話焼きだったから大変だったろうな…と。


「ところでアイリスはどんな魔法が得意なのですか?」

「え、ええっと…私は…」


なぜか言いにくそうなアイリス。


「ん?魔法は使えるんだろ?」

「実は、魔法を使ったことがないんです…」

「そうなのか?適性検査は?」

「受けていないです…ごめんなさい。」


アイリスの身の上話はなかなかに闇が深そうだ。普通、魔力がある子ならば8歳の時に適性検査を受けることになる。それを受けなかった、受けられなかったというのは…


「じゃあギルドで受けましょう!大丈夫!私達に任せてください!」

「はい!よろしくお願いします!」


どうやら今夜、ギルドに顔を出した方がいいみたいだ。俺もアイリスに情が移ってしまっている以上、ギルマスには経緯を話して味方になってもらおう。


「ほら、アイリス!デザートも食べましょう!」

「デザートですか?」


俺はオレンとリモーネのシャーベットを頼んだ。


「っっ!冷たくて美味しいです!」

「アイリス。これから美味しい物をいっぱい食べようね。」

「まだまだお店はいっぱいあるよ。」


やはり女の子には甘い物が好評だ。デザートを頼んでひと息つくとバッカムが来た。


「よっ!今日は小さいお嬢ちゃんも一緒か!」

「私達の新メンバーだ!アイリスと言う!」

「よろしくお願いします!アイリスです。」

「こちらこそ!よろしくな。バッカムだ。」


バッカムは強面だが子供には優しい。


「今夜はゴールドランクが二組も来店とはな。良い夜だぜ。」

「そうなのか?どこだ?」

「ホワイトファングだよ。全員いるぜ。」


そうか、ちょっと顔出してみようかな。と思っていると…


「ジェイド!ホワイトファングには良い魔法使いがいます!今のうちに親睦を深めておいて損はないですよ!」

「それはお前の仕事だろ…」

「私よりジェイドの方が仲良しでしょう!ほら、行ってください!」


俺はホワイトファングの卓へ向かった。なんで俺が…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ