ホームが家
「さぁ着きましたよ。アイリス!さぁ入りましょう!」
「いやヴァルキリーのホームじゃねぇか!」
「そうですよ!特別にジェイドも入っていいですよ。」
「え、あ、はい…お邪魔しますね…えへへ」
俺は女の園に入るのに緊張してヘラヘラしてしまった。
「ジェイド!なんでヘラヘラしてるのですか!はっ!エッチなことを考えていますね!」
「ち、ちげーし、緊張してるだけだし…」
エッチなことを考えているわけではない。本当に緊張しているのだ。
勢いよくサクラが扉を開ける。…なんか良い匂いがする。とりあえず深呼吸しておこう。
「さぁこっちです!」
リビングに案内された…がそこには下着姿のカエデがいた。
「は…?ちょっ…は?」
「カエデ!だらしないですよ!ジェイドがガン見しています!」
「俺に振るなよ!いや、見てないとは言えないが…」
「ジェイド…殺します…」
「いや、俺が悪いのか?大丈夫だってカエデはスタイル抜群で綺麗だし…その…」
「うるさい!こっち見んな!」
カエデは使っていたクッションを俺に向かって投げた。身体強化をして投げたクッションはスゴい勢いで俺の顔にぶち当たる。
「さて、とりあえず落ち着きましょう。」
サクラ…ほぼお前のせいだよ。とりあえずカエデは着替えに行った。モミジも騒ぎを気にして部屋から出てきた。
「ジェイドさん。災難でしたね…」
「カエデとは信頼関係をちゃんと築いているから問題ない。」
カエデが戻ってきた。めちゃくちゃ睨んでいる。
「はははは!脆い信頼関係でしたね!」
「サクラのせいじゃねぇか!カエデすまんて!」
「別に…怒ってはいないですよ…」
怒ってるヤツが言うセリフだ。これはもう触れないでおこう。
「で、サクラさん。この女の子は?」
「彼女はアイリス!ジェイドの奴隷です!」
カエデとモミジがドン引きしている。それはそうだ。奴隷を買ってわざわざ女の園に挨拶に来るなんて異常者の行動である。
「ちゃんと説明しろ!サクラ!てか俺もまだよく理解していない!」
「あ、私が買ってジェイドが契約したんです!」
二人の俺を見る眼差しがキツい。
「てめー面白がってんじゃねーよ!そしてアイリスが呆然としてるじゃねーか!」
「おぉアイリス!すいませんね!うるさい所で!」
「こ、コイツ…」
俺はイライラを抑えながら二人に説明した。どうやらわかってくれたらしい。カエデはまだ睨んでいる。
「ジェイド!奴隷契約を解除してください!」
「は?それはいいけど…解約したらアイリスが…」
「大丈夫です!ちゃんと考えています!」
俺はアイリスの頭に手を乗せた。契約解除の文言を唱える。パキィィンと音が鳴り、無事に解約できたようだ。
「さてさてさーて!アイリス!貴女は自由です!」
アイリスはまだ呆然としている。俺達もよくわかっていない。
「自由なんですが…よかったら私達のヴァルキリーに入ってもらえませんか?」
「は?」
「え?」




