【10】 第1レース開始とアクシデント
♪ファンファーレとともに、
6名のレーサーが水面に出てきた。
戸田ボートレース場、第1レースが始まった。
丹沢「おっ、ボートが6コ出てきたぞ」
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『ボートレース戸田』 4日目 1レース 予選 男女混合一般戦
1号艇 柳田 肇 32歳 A1級 勝率6.76 成績141551 ◎
2号艇 野川 孝弘 47歳 B1級 勝率4.60 成績6 2 22 ×
3号艇 三上 昴 24歳 B1級 勝率5.47 成績536 21 ○
4号艇 森尾 真紀 39歳 B1級 勝率4.89 成績2 3441 -
5号艇 天崎 智一 35歳 B1級 勝率5.36 成績22534 △
6号艇 山田 修二 27歳 B1級 勝率5.16 成績F 6 6 -
※成績の後の印はモーターの良し悪し
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6艇が、丹沢の居る場所から遠い
第2マークに集まっていた。
丹沢「ところで1番はどいつだ? 何色のヘルメットだい?」
由利が大きく足下から崩れ地面に手を着いた。
由利のオーバーリアクションである。
由利「白だよ白」
丹沢「ピンクじゃなかったんだ」
由利「ピンクなんか走ってないだろう? なんでピンクなんだよ?」
丹沢「私がピンク大好きだから」
由利「そう言う理由?」
丹沢「そう言う理由じゃ悪い?」
由利「スケベな奴だ」
丹沢「そんな、褒めないでくれ」
由利「ボートレースでは、ピンクの色は無いんだ」
丹沢「だから変だと思ったんだ」
由利「いよいよ始まりますよ」
実況「スタート10秒前、5秒前、3、2、1、スタート!!!」
丹沢「おっ、6艇が一斉に走り出したぞ! すごい音だな」
由利「よしっ、森尾行け!」
6艇が轟音をなびかせ
2人の目の前を走って行く。
丹沢「おおーっ!!!」
丹沢は、その迫力を肌で感じた。
丹沢「これじゃ、ドーパミンも出るな」
由利「そうだろう。ドーパーっとね」
丹沢「すごいなぁ、ターンマークを目指して複数のボートが、ごちゃごちゃになったぞ!」
由利「あそこのターンで順位がほぼ決まるんだ」
丹沢「危ない!!!」
由利「ぶつかった!」
丹沢「一艇ひっくり返ったぞ!」
由利「転覆だ!」
丹沢「大丈夫かな?」
由利「ケガしてなければいいんだが」
丹沢「レーサーが沈んだままだぞ!」




