1章登場人物
話が一区切りついたのでどんな人達が登場したのか、また見返した時に分かりやすいようにどんな人かを軽くまとめておきました。
と言うのは建前で、自分が忘れた時の見返し用です。
なので、かなり適当に作られています
ヴァレスディア家(皇族)
ユリウス・フォン・ラング・ヴァレスディア
本作の主人公で中身が蛮族が居候中の第三皇子。
皇帝シルヴァと側室の母、カンナの子供。
顔は全体的に母親の色が濃いが、髪は父、シルヴァとカレンの髪色を合わせ灰色で所々銀と黒が斑らになっている。
蛮族さん
むさいオッサン(自称)からすーぱーぷりてぃーべいびーに転身することになったが、本人は動転するどころか顔が母親似で非常に整っていていることにご満悦な様子。
性格は淡白で事なかれ主義…のハズだったのだが、ユリウスの感情が混ざってくるせいで若干感情豊かになり、好奇心も強くなった。
皇族の生活に戸惑いと窮屈な思いをしてこそいるが、前世が貧民街の浮浪児をしていただけあって適応力も高いのでそこまで苦はしていない。
前世で蛮族なんていうアウトローに身をヤツしていたくせに無駄に勤勉な性格をしており、前世からの趣味である読書を時間の許す限り貪り尽くしている。
日夜、あらゆる面で貧弱すぎるユリウスを鍛えるべく、出来る事は片っ端から取り組むと言う大人も真っ青なハードワーカー生活を送っている。
ユリウス
日夜、蛮族さんの活躍を見るのが好きな傍観者系主人格。
性格は極めて温厚で引っ込み思案な性格をしているが、同時に好奇心旺盛。
ユリウスの存在を感じる事しか出来ない蛮族さんとは違い、ユリウスはれっきとした主人格なので、蛮族さんが見聞きしたものは全てフィードバックされている。
物心付く前に体質から来る激痛を経験したせいで、表に出ることがトラウマになっている。
そのため、身体の崩壊を止められる蛮族さんに実質主導権を渡しているが、蛮族さんがやりたいと思った事は大抵やってくれるので、結構満足していたりする。
お気に入りの本は『大英雄クランの解放戦記』。
ギフト(蛮族)
『頑強』(コモン)
ギフト(ユリウス)
『精霊神の寵児』(ゴッズ)
『英霊の棺』(?)
クロード・フォン・ラング・ヴァレスディア
ヴァレス帝国の第四皇子でユリウスの双子の弟。
ふわふわの銀髪が特徴の正統派皇子小僧。
ユリウスと非常に似た顔立ちをしているが、表情が真反対なせいで並ばないと類似点に気が付かれにくい。
性格は明るく天真爛漫で誰とでも分け隔てなく接する皇子…と周囲は認識しているが、実のところ人見知りをするタチで分かりにくくひっそりと壁を作っている。
ここでもミカエラの英才教育が光っていた。
ギフト
『獅子王の心臓』(グランド)
『光の大精霊の祝福』(スペリオル)
『賢人』(レア)
シルヴァ・フォン・ラング・クラン・ヴァレスディア
ヴァレス帝国の皇帝でユリウスの父。
眉目秀麗な遺伝子の元なだけあっておそろしく整った顔立ちの超若作りアラサー(もうすぐアラフォー)。
非常におおらかな一面が目に付くが、その裏で皇帝らしい計算高い一面が…あるとかないとか。
二十代から老化が全く進んでいないトコから人外の種族と噂されているが、一応れっきとした人間である。多分…
昔から変わり者と周囲には認識されている異端児であったが、ズバ抜けすぎた才能を使い皇帝の座を勝ち取った傑物。
皇帝へ戴冠したことで周りの評価大きく上げた異端児は、子供ができた事によって変態へとジョブチェンジしたことにより、無事前よりも評価を下げたのは一部でささやかれる話。
カンナ・フォン・ラング・ヴァレスディア
ジルヴァの側室でユリウスの母。
元は他国の大貴族の娘であったが、ジルヴァとは留学先のヴァレス帝国で出会い、ラブロマンスを経た後に現実的な範囲で大円団でゴールを果たしたヒロイン・オブ・ヒロイン。
元より身体はあまり強い方では無かったが、念願の息子二人を産んで悪化し、第三子を流産した事により今の状態となった。
元は病弱でこそあっても意志の強い性格をしていたが、流産を経験して持病の悪化と共に心配性な性格に変わった。
側室と言う立場であるが、正妃のミカエラとは学園での学友だったこともあり、関係は非常に良好だったりする。
ミカエラ・フォン・ラング・ヴァレスディア
ジルヴァの正妻にして皇妃。
ヴァレス帝国の公爵家の産まれでジルヴァとは幼少の時からの付き合い。
類稀なギフトを持っていた事もあり、皇帝と結婚する事が義務付けられていた。
そのせいで、恋愛などと言った甘い青春は送れなかった系女子だが、本人が責務を重んじる向上心の強いタイプだったので全く気にはしていない。
なにより、幼少の頃からシルヴァがまぁまぁの変人だったので、恋愛感情を抱くのが難しかったと言う背景もある。
そんな鋼の女傑もヴァレスディア家に嫁いでからは驚きの連続で、シルヴァの変態化や生まれる子供が揃いも揃って異常なことに振り回されている。
マイペースな面々を纏める皇族一の苦労人とも言えるが、本人は嬉々として鞭を振るっているので決して常人では無い。
ギフト
『大天使の身旗』(ゴッズ)
ヴィンセント・フォン・ラング・ヴァレスディア
ヴァレスディア家の長子。
シルヴァの原型にミカエラの色素をペーストしたコピペ系皇子。
まだ成人もしていないのにも関わらず、日夜皇族としての執務を執り行うスーパーハイスペック少年であるが、同時に権限もそれなりに与えられているので微妙に職権濫用を楽しむ非行息子だったりもする。
容姿同様に父の要素が強めかと思いきや、性格の方はあまり似ていないせいで、一部からは腹黒なのでは疑惑が浮上している。
しかし、決定的な証拠も上がっていないのであくまでも疑惑にとどまっている。
最近のブームは末弟のアレイスターを可愛がる事とユリウスの観察。
ギルバート・フォン・ラング・ヴァレスディア
ヴァレスディア家の次男。
銀髪を除き、ミカエラの血が強めな病弱次男。
間違いなく皇族1番の不幸体質の持ち主であるが、怪物の如き精神力の賜物かラッキーボーイを自認している超ポジティブマン。
ギフトを除いたスペックの話をするならユリウス(違法ツールの蛮族さん付き)の次に高いと、実は恐ろしい才能を秘めていたりするのだが、残念ながら今の所はそれが日の目を見る事は無い。
身体的成長が異様に早いヴァレスディア家の中では珍しく標準以下の成長速度なので、最近自分よりも大きくなった弟達に喜ばしさと同時に悔しさを覚えると言う、大人な葛藤を早くも理解したとか。
ルミナリア・フォン・ラング・ヴァレスディア
ヴァレスディア家の次女でユリウスの腹違いの姉。
シルヴァを女にするとここまで美少女になることを証明した実例。
緩いように見えて皇族としての責務を全うするために研鑽の日々を送っている他の兄弟とは異なり、実は必要最低限以上はこなしたく無い怠惰系お姫様。
才能の話をするなら皇族の中ではぶっち切りなのだが、本人にやる気が微塵も無いのでそれが活かされることはまず無い。
実母ミカエラの数少ない悩みの内の1つだとか。
家族愛も他と比べるとかなり低いが、他が高すぎるだけで一般的には充分高い方だと言うことを本人は知らない。
なので、ドライな自分が嫌いな様子だが、そのことを知っている某蛮族さんはアレイスターへの態度を見た時、小馬鹿にしたような笑みを浮かべたとか浮かべていないだとか。
後に粛清と言う名のおもちゃにされたらしい。
「やっぱりお前も家族大好き族じゃん」と言う捨て台詞を聞いた使用人は数少ない。
アレイスター・フォン・ラング・ヴァレスディア
第五皇子でユリウスの弟。
語る事などない愛らしさの権化。
今までの兄弟達と比べて成長が遅い事が家族内で心配されているが、普通の子供と比べれば充分に早いと医師に諭されている。
皇族最人気のアイドルは今日も家族達から溺愛される毎日を送っていた。
ヴァレスディア帝国貴族
フローラ・フォン・ランバード
ユリウスの乳母。
ふわふわした金の髪と雰囲気からか弱そうな印象を受ける女性だが、その実以外に頑固で我儘な性格をしている。
ミカエラやカンナとは学園時代の友人で卒業後は暫く奉公として城で使用人として勤務していた。
今は黒馬の騎士様を射止めて寿退社した…かに見えたが、友情に熱いタチで友人の子供の乳母を受け、その後も何かと理由を付けては病弱なカンナを心配し、容赦無く入り浸っている。
ユリウスもとい蛮族さんに言うことを聞かせらる数少ない内の1人。
マルクス・フォン・ランバード
フローラの旦那で濃い茶髪が似合うナイツな近衛騎士団副団長殿。
ジルヴァの友人でいつも振り回されている不憫な男。
相棒が黒馬だったせいで少し地味目印象な王子様枠だが、嫁的には「無骨でカッコいいのでおっけーです」とのこと。
フローラに一目惚れしたは良いものの、一歩が中々踏み出せずに貴族とは思えない程長々とお付き合いをした。
本人はそのことを後悔しているが、決めるところはしっかりと決めたので結果オーライと言うやつである。
アレクセイ・フォン・ランバード
フローラの息子で薄暗い金髪の元気枠て、周囲にはうるさい方の幼馴染と認識されている…かもしれない。
産まれてから暫くしてフローラが城にユリウスの世話で行くので、自然と一緒に居る時間が多くなった自称兄貴分。
しかし、実情は自分が世話される側だと他人には思われているが、本人はいまだにその事に気が付かない。
打倒ユリウス!!
ギフト:『剣聖』(グランド)
ミルテンシア・フォン・フォースカイ
クロードの乳母で、カンナ、フローラの親友。
元が騎士志望の女傑なだけあって肝が据わっている。
現在は近衛騎士団に復職している。
シューベルト・フォン・フォースカイ
鶯色の髪が目を引く影の薄い方の幼馴染。
アレクセイと同様の理由でユリウス、クロードの幼馴染として遊び相手になったり、稀に勉学も共にしたりしている。
ちなみに未来の側近候補を兼ねていたりするが、このことをアレクセイは知らない。
引っ込み思案で控え目な性格をしているが、意外にも4人の中ではバランサーを担うなど、既に父親の才能が見え隠れしている。
ボードゲームが大好きマンは今日も哀れな蛮族を処理し続けるのだった…
ギフト:『大賢者』(グランド)
ベルナルド・フォン・フォースカイ
ミルテンシアの夫で宰相補佐を務めるエリート侯爵。
ランデウスの幼馴染で共に皇帝シルヴァを支える側近。
ランデウス・フォン・ラヴァ・グラントン
帝国を支える四大公爵家の当主でアシュペリアの父。
シルヴァの子供自慢仲間なだけあって子煩悩な面が見え隠れする優男であるが、他の貴族達には畏敬の念を向けられる辣腕若作り。
初めて会った時からユリウスに目をつけていたが、アシュペリアの誘拐と言う不祥事を経てさらに注目するようになる。
なので子供相手にまずはお友達からという意味のわからない距離の詰め方をする様は、噂通りの奇人さを遺憾無く発揮した例とも言える。
アシュペリア・フォン・グラントン
グラントン公爵家の長女を務めるランデウスの娘。
初の娘と言うこともあり超絶甘やかされて育ったプリンセスなのだが、本人の性格がストイックなのに加えて才能がアホほど高いので、周囲からは厳しく躾けられていると勘違いされている。
この年にして貴族としての誇りを重要視する価値観をしており、皇子のくせに才能も無く弁えもしないユリウスの事を嫌っている。
なお、嫌っているユリウス(蛮族さん)はと言うと、ミカエラに似た性質を持つ彼女の事を気に入っていたりする。
現在、夜空の如き黒髪を持つ貴公子を捜索中。
ギフト『慈愛の導き手』(ワールド)
フレータス・フォン・ロンプス
ゴマスリ男。
従者
モルゲン・フォン・シャムジア
ユリウスの専属従者筆頭の執事な初老のナイスガイ。
シルヴァの命でユリウスを秘密裏に監視役兼お世話係をする事になったのが運の尽きだった。
子供の皮を被った蛮族の遊び相手として運動(模擬戦)に付き合わされたり、気まぐれで起こる捜索(脱走)に駆り出されたりと多忙な日々を送っている。
それでも涼しい顔をして万事を熟す彼もまた人外だと見られているのは一部での話。
また、その渋く大人な魅力に隠れたファンが居るのかもしれない。
アリシア・フォン・パフィード
ショートボブの金髪が目を引くユリウスの侍女で通称アリス。
産まれた頃からユリウス付きを命じられたメイドでカゲツと並んで最も長く面倒を見ている。
ミカエラの厳しい審査を勝ち残った精鋭なだけあって、若くして熟練のメイドにも引けを取らないハイスペックガール。
その実、とある機会に赤子のユリウスを一目見た事をきっかけに一目惚れした厄介オタク。
物静かな性格と鉄壁のポーカーフェイスのお陰で、その事を知るのはカゲツとミカエラなど極々一部に限られている。
なお、ユリウス(両名)はその事に気がついておらず、精々が可愛がられている程度の認識。
カゲツ・ミヤクラ
ユリウスの侍女。
元はカンナの従者として異国から付いきた、凛々しい顔をして大雑把かつおおらかな性格をしている残念系大和撫子。
最初は心配性のカンナの命を受けて、世話係としてユリウスの警護をしていたが、次第にユリウスを溺愛するようになってしまい、そのまま専属従者になった。
刀と言う異国の武器の達人でサムライガールを自称している。
ユリウスに対するスタンスは伸び伸びとしていて欲しいので、基本的には放任主義と従者としてはかなりダメな女。
相方のアリシアの気苦労を増やすトラブルメーカーでもある。
カロライン・フォン・ノークライグ
ユリウスの侍女で通称カロン。
アリシア、カゲツとは異なり別の部署から移動して来た新顔メイド。
確実にミカエラからの監視要員なのだが、蛮族さんは気にせずに接している。
フィーダ・フォン・ロンダル
ユリウスの従者で執事見習い。
メルシル
クロードの専属メイド。
ケビン
ギルバートの専属執事。
帝国官僚
ロイマン
三十路手前で宮廷魔術士団の隊長にまで上り詰めた新鋭の貴公子さん。
家柄、実力、人間性と三拍子揃った完璧さをミカエラに見込まれてユリウス、クロードの特別魔術講師を任された。
魔術士団期待のエースなので多忙を極めているので毎回教師をするのが難しくとも類稀な指導力を買われ、今でもたまに2人の教鞭を取っている。
本人も子供好きな上に、2人とも教えた事を直ぐに吸収するので授業の日を楽しみにしている。
王国
ヴァルドニス・ヴァン・ルドル・アルトニア
周辺諸国や敵対勢力を叩き潰しまくった功績を持ってアルトニア王国の王太子の座を勝ち取った蛮族系王子様。
どこぞの皇子とキャラが被っているが、背負っている看板と誇りが段違いなので議論の余地は無い。
そんな蛮族系王子様な彼だが、純粋な力比べの戦いは好きでも戦争は経済的、人的理由からあまり好きでは無いと言った裏事実上があったりするが、その事を知るのは側近のごく僅かなのであまり知られていない。
最近も王名のせいで渋々ヴァレス帝国に策謀を巡らせる事になったが、結果として右腕(人)の右腕(物理)を失う事になった。
そのせいで鋼のメンタルに傷が付いたらしく、慰労と部下のためにも長期休暇を佳作している。
シャルメリア
ヴァルドニスの右腕を務める男装の麗人。
幼少の頃より騎士に強い憧れを抱いていた結果、生真面目な性格と弛まぬ努力の成果の甲斐あって王太子の右腕になるまで登り詰めた。
夢と現実の騎士に嫌気を抱いてはいるが、ヴァルドニスのために働けるのは光栄に思っているので、清濁を合わせながら日々身を粉にして働く作中屈指の苦労人。
また、運も作中屈指の悪さをしており、最近嫌々やっていた任務で謎の蛮族に右腕を持っていかれた。
まさに踏んだり蹴ったりな人生を送っている。
ギフト
『風の大精霊の加護』(スペリオル)
『騎士』(レア)
ジャスパー
アルトニア王国の諜報工作機関、黒豹騎士団の隊長。
中肉中背の目立たない容姿のまさに諜報員といった出立の男。
相手が蛮族さんだったせいであしらわれる結果に終わったが、ギフトの力で姿、物音、気配を消せる透明人間という、絶対的アドバンテージを駆使して敵を嬲り殺しにする凄腕の暗殺者でもある。
また、実は魔術も高い練度で習得しているので騎士として見てもかなり強い。
全ては蛮族さんが悪い。
ギフト
『上忍』(スペリオル)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白いとおもったらブクマと評価のほどをよろしくお願いします。
モチベーションの維持になりますので何卒。
一作品目の『社会不適合者の英雄譚』の方もよろしければ読んで頂ければ幸いです。




