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第5話〜飾悲〜



ライブ会場にて、救済とドランとジユによる戦闘が行われてるー


【ライブ的効果による支持率増加!!】


【239名の支持率100%を確認!!】


【特典の付与を開始します!!】


【これまでの支持率100%特典…ドラン様の希望賞与を100%上乗せで支給。】


【今後から150%上乗せで支給します。】


ドランの希望するのは身体強化。


強化前のドランステータスは…

身長195cm

体重99kg

筋肉量体重の60%。


強化後は…

身長205cm

体重150kg

筋肉量体重の80%へ変動。


ドランが弾丸に等しい打撃を救済へ与えるー


救済は口から吐血するが、まだ笑う。


怯んでる隙をジユは見逃すわけもなく、

大斧を救済へ追撃を放ったー


救済の胴体は両断されるが…


両断された体がひとつの生き物の様に再生を始める…


両断された臓器が鞭のように蠢き、観客席に伸びる。


「なにこれ…すげぇ気持ち悪い…」


「…ジユ!!離れろ!!!」


ドランの叫び声に気づき、上半身の救済が攻撃を仕掛けるが、容易く避ける。


たが、下半身がジユのみぞちおに蹴りを入れられ、痛みに悶えてる。


観客席へ吹き飛び、人々の体がクッションとなり、大きなダメージを負うことはなかった。


「…面白いねぇ…まだライブは終わっちゃねぇよ!!」


重低音が会場に鳴り響き、観客の熱気もヒートアップするー


「ライブも後半戦だ…さぁ!!お前達の自由を見せてくれ!!」


『支持率200%を確認…特典付与……エラー……対象者、規格外認定……強制ルート変更…失敗…』


「…どうした、、?俺の支持率プログラムが…バグったのか…?」


「余所見は感心しないで…」


離れていた救済が急激にドランの目下に駆け寄り、攻撃を喰らう…


その攻撃は、ドランの左目は失明し、顔半分が皮膚が捲れてしまう。


「…この程度…」


「俺は…国を背負う者…こんなもんでは…倒れたらいかんのだ…」


「たとえ…全ての人に嫌われようとも…国民が…幸福であれば…」


「俺はそれで構わない…」

「俺がカメリア史上最悪大統領と呼ばれようが…」

「人々の存続…社会の存続…国その物の存続…」

「俺は全てを背負って見せる!!なぜなら俺は合理的主義だからな!!!」


ドランの脳内に直接謎の声が聞こえる…


《汝ノ者よ…その選択を後悔しないか…?》


「誰だが知らねぇが…後悔しねぇよ!!俺が決めた道は決して狂いは無い!!!」


「俺は全ての罵倒も…批判も…虚実だと言われようとも…」

「根源は…国民の一人一人や…全てを受け入れよう。」


《…分かりました…汝ノ者へ「差飾」の欲に相応しい。》


《個体名ドラン…「差飾」の欲を賞与。》


《さぁ…見せなさい…あなたの生を…》


ドランへ魂に直接何かを飲まされてる感覚が襲い込み、

地面に膝を置く…


初めて襲いかかる感覚に立ちくらみする。


「…今のは…少し前に聞いた…十六環性大罪の1つが…」


「俺に…与えられた…?いや…失理が…認めた…差飾を…得たということか…」


しかし、救済はドランの苦痛を無視し、切断面から触手が生え出る。。


観客席の健常者へ無差別的に刺したー


その触手から流血が流れるだけではなく、健常者の体に黒い神経の様な模様が拡がり始める…


「…お前何をした!!」


ジユは観客への攻撃を怒り、ハイテンションさを捨て、怒りのまにまに攻撃を繰り返す。


救済は怯むことの無く、分断された体がそれぞれ再生を行い、2人となってジユへ迫る…


大斧だけでは対処出来ず、押され、大斧を弾き飛ばされる…


「…くそが…ドランも…何故か動けてない…このままでは…」


「カメリア2大ヒーローが、無座間に膝を置くなんて…笑えるな…」


それを見てたイズルは、見ていられなくなり、三者の元に駆け寄ったが、悪手だった。


救済はその加勢を見逃さず、触手をイズルを…


胸元を貫く形で…刺した…

「…ジユさん…ドランさん…人に迷惑かけないで下さいよ…」


胸を貫かれながらも笑みを浮かべるイズルの声が、頭から離れず…彼女の最後の言葉だった…


「「……イ…イズ…イズル!!!、!!!!!」」


黒い神経の模様は急激にイズルの体を進行し、、

覆われた頃には…

3人目の救済が産まれた…


「…お前狂ってるんか!!!」


「…ははは!!!お前もそのうち気付くさ…全人類魂同一化は素晴らしいとな!!!」


「…俺は…自由奔放に生きる…今後もかわりないだろう…」


「たが…イズルと…ドランがいてこそ…自由さを見せれた…」


「お前は…それを奪ったんだ…」


「俺は自由奔放だ。全人類が自由な生を得るまで俺は…歩むのを止めない。」


ジユは立ち上がり、3人の救済と対峙する…


大斧を手に持ち、救済へ切かかるが…黒いモザイクが攻撃を阻害した。


「…、、?」


救済は隙を見逃さず、3人での一方的な攻撃をジユに襲いかかる…


《汝ノ者よ…全ての人へ…自由奔放である生を…させたいと信じるか…?》


「…あぁ…俺は…それしか知らない。誰も見ることもなかった…全ての自由を…体感させる…」


《…分かりました。汝は「慈悲」の名に相応しい。》


《個体名ジユ 「慈悲」を賞与。》



ジユは謎の音声を発するのを終えた後に…


ジユの体が光だし、救済を吹き飛ばす…


ライブ会場に大きな地震が起きる…


これまでのジユは徐々に変身の規模が大きくなってるが…

今回のは出鱈目だ。


1回目は、階段状の円柱。

2回目はメモリによる足場の隆起

3回目、4回目は瑠の遺物による礼拝堂の健在

5回目。ライブ会場の健在…


今回は…

巨大な偶像物…

大仏…十字架…太陽…が…健在される…


「…ジユお前…」


「なんだよこれ!!」


「…どうやら俺も得たようだ…」


「…全ての慈悲を…」


「もう自由を名乗るんじゃぁない…自由の終着点…」


「…全能だ。」

ジユの目元には乾いた涙腺があり…目は…

これまでの青白い瞳ではなく…慈悲に包つみこむような

優しい黄色と白を交差る様に。

楕円状に色が交差していた。


つづく

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読んで頂きありがとうございます。 次回もお楽しみに!!!
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