第9話〜回異〜
ウロボロスとヴァルキュリアのトップ層達に縁が深き場所にダンジョン・メモリーが開放された為、
総計16名が該当したが、
各人の立候補により
チームの再編成が行われるー
扉Aチーム
カノウ・ウガン・ゴル
扉Bチーム
イア・イズル・セイム
扉Cチーム
光龍・バビオン・社医
愛族チーム
メイザ・カーカス・白
こうしてチームは組まれ各人がダンジョン・メモリーの中へ入り込む…
扉の先には…
扉Aはシルヴァ。
扉Bはカコ。
扉Cは龍。
それぞれ無限図書館がきっかけで亡くなった人々だった…
扉A地点ー
「……兄さん。」
「…カノウか?大きくなったな…昔を思い出すよ。」
「…いいえ。私達は兄妹だったのももう知ってるわ!!」
「あの時はたまたまそう呼んでただけだけど!!」
「なんで!!兄さんは兄妹であることを黙ってたの!!」
「…そうかもうそこまで…」
「あれから何年経った?」
「もう250年よ。」
「早いねぇ…」
シルヴァが思い出に慕ってる際にー
カノウは攻撃を仕掛ける。
「…私は次へ進みたい…ねぇ…なんであの時肩代わりをしたの。」
「なんでかって、?決まってるじゃないか。皆を生かしたかったんだ。」
「…そう言うのは想像してた。でも私は兄さんと喧嘩しないと気が済まない!!」
その言葉にシルヴァは少し笑みを見せながら…
「…あの頃みたいに泣き出すなよ!!」
「分かってるわ!!」
シルヴァとカノウ…
最後の兄妹喧嘩が繰り広げるー
扉B地点ー
「おーイアか。べっぴんさんになったなぁ。」
「カコ…貴方が亡くなった時から一時も忘れたこと無かったわ…」
「えーあのヤンデレが僕の事を忘れずにいてくれたの?嬉しいなぁー」
「…私がここにいるってことは想像できるわね?」
「ちょっと待って…またあの幻覚見せられるん。やめてや。」
「ええ!貴方は幾らでも過去に戻れるんだから永久にしてあげるわ!!」
「遠慮します!!!」
そう言いながら2人の剣が交わったー
扉C地点…
「龍…」
「あぁ。光か。俺が居なくても生きていけてるやろ?」
「いいやお前が抜けたせいで仕事が倍に増えたんだ。」
「その恨みを今ここでぶつけさせてくれ。」
「…簡単に終わりますか?」
「終わらんね。たーっぷりやらせてもらう。」
無限図書館出身組の3人はどこか…楽しそうで…
たが終わりは必ず来る…そんな事を自覚しながら
戦地は加速するー
その頃ーヘイラは自室の中で平行世界に繋がるゲートを開き
平行世界の世界線を見ている…
「…やっぱりおかしいわ。」
「失記者の理から遠く分岐されてる世界線が…幾つか壊滅してる…」
「1番壊滅してる世界線が失記者が世界でたった2人だけの世界…」
「私はこれを勇魔世界線と呼んでたけど…この世界線全てが壊滅している…」
「ひとつの世界が突然壊滅するならわかるわ。」
「ただ…全ての世界が壊滅するのはあまりにも…現実的じゃない…」
ヘイラはパソコンを操作するかのように指を激しく動かす。
「…いた。勇魔世界線でたった1人だけ生存者が…?」
ヘイラは画面越しで凝視する。
画面奥の赤髪の男性がヘイラの方へ目を向ける。
「見つけたぞ。基本世界を。」
その声にヘイラは冷や汗が止まらず椅子から転げ落ちてしまう。
そのまま平行世界のゲートを閉じたが…
ヘイラは呼吸を忘れてしまう程の恐怖を背負った。
「…今の人……が……勇魔世界線を壊滅させたというなら…」
「今後確実にこの世界線に来る……!!」
ヘイラの見込みは正しく、赤髪の男は…
異世界に飛ばされた救済を発見する…
つづく




