第8話〜飢新〜
名古屋地点畜産処刑所ー
セイム、レンク、イズルの3名が畜産処刑所へ辿り着く。
「…セイムさん。これは100%オレに縁がある…」
「オレの支援を頼んでいいか?」
「…分かりました。」
「あーそうなの。わかった。」
レンクの予測は正しく、最後のダンジョン・メモリーは
レンクと縁がある牛の仮面を着た処刑人がボスとなってた。
「何故処刑人がレンク様と縁があるんでしょうか?」
「…無限図書館を出てから善さんと育った場所を探した時に…」
「ここの所長とあの処刑人に一時的に拾われたそうでな…」
「…オレは何故か牛から牛から産まれたそうだ。」
「…???????????」
イズルはセイムの方へ顔を向ける。
「…ごめん俺も意味わからん。」
「もしかして…失記者から牛へ記憶を託されたんか、?」
「左様で。」
「…あー…うーん…可能性は無くないけどさ…」
情報量が多いので解説させてもらおう。
大原則として失記者は死亡時に他者へ記憶を託せるのはご存知の通りだが…
たまたまそれが牛へ思い入れがあったから記憶を牛に託された。
↓
牛がそれを理解し人体に近しい構造を得る
↓
また異状性癖持つ者がたまたま交わった事でレンクが産まれた
「という事だ。」
「…うんごめんわしも長く生きてるけどこれは理解できへん。」
「これが許される世界なら近い内獣人でてもおかしくないぞ。」
イズルは頭がパンクしたのか頭から湯気が出てる。
「…とりあえずオレに任せてください…」
レンクは飢餓死宮専属記憶武器基ー飢食暴罪を取り出す。
レンクの形式は食速効。
レンクの食した物の効果を即効性+通常の80倍で効かせる事が出来る。
サプリメントを取れば細身から筋肉隆々に変化する事も出来るし
スッポンを取れば全人類がうらむ絶倫さを得ることが可能ー
この様な形式へ発展したのは彼の生い立ちと無限図書館で飢餓について学びを得たからだー
そして飢食暴罪を所持してれば…従来の80倍から320倍へ増加される…
これによりレンクは
サプリメント+プロテイン+クレアチン+鶏胸肉を食し
牛の仮面を着た処刑人の1.5倍ほど筋肥大化させー
牛の仮面着た処刑人はそれを見て冷や汗ダラダラ出てる。
レンクの一方的な殴り合いが始まり、
見るだけでも面白くないからと。
セイム、イズルは見ながら処刑場に置かれた肉を焼きながら食べている…
「セイムさんこの肉美味しいですね。」
「せやろ?見ながらの方が良いんだって。」
「てかこれ何肉…?」
「あぁ。牛肉。」
処刑人がレンクに一方的に殴られる音が響く中――
「……!!???????」
セイムの言葉でイズルの表情が真っ青になるー
2人が食べ終わった頃に処刑人を倒し、ダンジョン・メモリーを消滅させたー
「…イズル。おれら来た意味なくね?」
「同意見です。」
「さぁ帰りましょう。」
血飛沫まみれでレンクが話す。
「…てかレンクが好きな食べ物ってなんなん。」
「ハンバーガーですよ。あれ美味いんですよねぇ〜」
「…共食i…」
セイムが言いかけそうになった瞬間イズルがセイムの口を塞いだ。
こうして日本各地にて出現したダンジョン・メモリーを攻略を終えたー
その頃、ウロボロスでは練、ゴル、光龍、棺が会議をしていた。
「…多分だけどさ。ダンジョン・メモリーこれからも出てくるんじゃないか?と。」
「…同意見だね。」
「…それをずっと俺らが攻略し続けるのも運営に支障が来るな…」
「…自然なら食物連鎖されて消えるからダンジョン・メモリーもそうなったらええのにな…」
「それでこのダンジョン・メモリーも理が分かってきてる。」
・土地そのものに染み込んだ記憶の集合体
・土地の記憶の内容によって出現する敵が失記者史上の人物のみ
・出現した人物と最も縁がある人物にしか攻略不可能である。
・ダンジョン・メモリーは縁がある者へ惹かれる
・対峙する者の敵は自動的に強さが変動される
「…今までは何気なく攻略しとったが。攻略しない選択を取ったらどうなるんだろうね…」
「時間制限様なものは無いと確認できたから多分永久的と見てるね。」
その会議は更に白熱するがー
新たなダンジョン・メモリーが出現したと報告が入った…
その場所は。十三死話宮達と時宗達と深い縁がある
無限図書館跡地と愛の一族の豪邸跡地ー
無限図書館跡地には3つの扉の形をしたダンジョン・メモリー
愛の一族の豪邸跡地には…
豪邸の真ん中を貫く形で巨大な偶像物が出来上がっていた。
つづく




