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第1話 〜旧南制〜



日本中各地にてダンジョン・メモリーが出現し、

ウロボロス、ヴァルキュリアは戦後処理もあって

慌ただしく動いている…


時宗がパソコンをカタカタカタと鳴らしながらカノウへ問う。


「なぁ…カノウ。」


「どうしたの。」


「普通に日本支店だけじゃ人員足らん。」


「ダンジョン・メモリーを攻略するには、世界各地の支店から何名か呼ばないと釣り合わない。」


その言葉にカノウはため息をつく。


「…言語も違うのにやれるかしら。」


「なぁに。神様の補正で聞き取れるさ」


「…メタすぎるねん…」


「そう思ったら即行動や!」


時宗はすぐ様に、緊急オンライン会議を開く。


「急で申し訳ないね。日本でダンジョン・メモリーと言ったのが産まれて、人手が足りない。」


「各支店で魂位序列A-〜S級の失記者を2名ほど日本に来て欲しい。」


その問いに世界支店長らしき人らが返答する。


「…すまない。トキムネ。こちらの方でも似たような事例が出てる…」


「…私もです。あの世界大遺産ドピラビットに…出現したので国自体が慌ててます…」


「こっちは初代大統領のプ・プリン像のど真ん中に産まれましたよ…そのせいで内線が起きそうです…」


「まじかよ…カメリアは?」


「…その事ですが…」


「待って嫌な予感がするんですけど。」

カメリア支店長が青ざめながら話し出す。


「…No.2ヒーロー…基カメリア大統領が単身で…」


「…ダンジョン・メモリーに行ってます…」


「はぁ!!???ドラン何してんの!!?ほんまあの大統領は!!!!」


「…ジユの秘書いたよね。こちらの方へ呼べない?」


「…彼女でしたらできます。」


「ならカメリアはそれで頼む。」


「タイリア支店長、シロア支店長、ジプエト支店長、コクカンは何とかできないか?」


「…タイリア支店はA級の子1人出せます。」


シロア支店長はその言葉に続ける。


「私は、、1人だけ…出せますが…相当の問題児です…」


ジプエト支店長は、長考の末ー


「…ワタシは…別世界から来たと言ってる失記者を行かせれます。」


コクカン支店長は申し訳そうな顔をする。


「すまない。時宗。コクチュウとの争いがまだ終わらなそうネ。」


「…待って。まずさ。」


「みんなの言葉からしてからだけど。だいぶ癖強そうな人らを日本に来させようとしてない?」


その言葉に全員が黙るー


「…落ち着いたら三日三晩飲みに行くぞ。」



「「「「…了解。」」」」


そのまま会議は終える…


一方ウロボロスではー


スロが半年もの間分身に任せて旅をしてた事について詰められていた…


練がため息をつく。


「…はぁ。スロ。ほんと…何してんのお前…」


「南極行ってみたかったもんで…」


「有休あるのになんでしなかったの。」


「徒歩で行きたかった…」


「その発想自体がスロらしいけど…」


「スロなら問題ないやろうけど、旅には危険が伴う。」


「行くなら言って欲しかったぞ。」


「…すまない。」


「もういいよ。次はちゃんと言ってや。」


スロが立ち上がり、部屋を後にしようとするがー


「…練。南極にダンジョン・メモリーが生まれたらしくて…」


「あそこ国の管理ないからウロボロスに頼みたいと…」


「…むっちゃ面倒くさいの出してきたな…」


「あ、俺行くわ。」


スロがその声を発した瞬間消えるー


棺がボソリと言う。

「…行きたかっただけやろ。」



ー旧東京都地点ー


旧東京都地点には巨大な家…ダンジョン・メモリーが鎮座しており、周辺10km内に監視体制を組まれている…


その中で。ひとつの異変が起きる。


監視をしていた人がそれに気づき、他の人らを呼ぶ。


「…ダンジョン・メモリーに人が今侵入しました…」


「…人数は3名…」


「…ん?あれって…ジユさん…」


「…時致様に繋げろ!!」


一斉に慌ただしくなり、時宗に繋がる。


「…どうした?」


「家にジユさんと…他2名が入りました。」


「1人は銀色のボブ。機械仕掛けなドレスを着た女性です。」


「…あー…問題ない。行かせといて」


「…ですが…」


「…心配するな、何かあったら私が行く。」


「…了解。」


電話を切り、時宗は回転椅子をクルクル回す。


「…入ったばかりのヘイラや息子に任せていいの。」


「ジユもいるんだ。むしろ大助かりや。。」


「それに…ヘイラは旧東京都に未練がある様だしね…」


「新しい所に入るにしても未練が無い状態にさせないとね。」


「仕方ないわね。わかった。」


こうして…各地にてダンジョン・メモリーを攻略へ進むー



つづく

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読んで頂きありがとうございます。 次回もお楽しみに!!!
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