第3話〜殺試死〜
無限図書館に設定された試練とは、
終始之知者の気まぐれで内容の変更が可能であり、
山登りの試練、(自主規制)をしないと出られない部屋等も自由自在に設定が可能。
今回の場合はー
戦争を象らせた戦場だった。
試練に巻き込まれた被験者達は戸惑う。
たがー
No.175と敵対するNo.16は違った。
「んーどうやらここで蹴りをつけろと言ってるよーだなぁ。」
「…後悔するぞ…」
2人が殴り合いを開始した否や
双方のグループメンバーも感化され、殴り合いへと発展するー
数十分後ー
殴り合いしたのも、決着がつかない。
そもそもこの試練を突破する条件が喧嘩に勝つと言う訳ではないと
No.175とNo.16は確信している。
「…多分…お互いのグループどっちかが死ぬか…」
「なら丁度いい。お前らにはうんざりしてた!さっさと死ねぇ!!」
それと同時に、壁から地響きが鳴り、巨大生物が現れる。
「…おいまてよ…ふたつのグループ全滅前提でやっとるやろ!!?」
数分後ー
No.175の言う通り、巨大生物は敵味方関係なく、襲いかかり、
2つグループまとめて100名から50名へ減少する。
皆死ぬかと思われたがー
No.20が巨大生物の足を切り込む。
「…ほんの少しだけど…私も…後悔したくないわ…」
それを発火点となり、25名が失記者へ発現するー
しかし巨大生物は手強く、中々倒せそうにない。
No.175は足を怪我し、動けない状況下ー
それをいい事に巨大生物はNo.175へ殴り掛かるー
No.16が…何を思ったか今や不明だが…
No.175を押し退け、巨大生物の攻撃を諸に食らうー
「…おい!!なんで!!俺を庇った!!敵同士だろ!!?」
「…ガハ…この試練は…俺達の生まれは…何もかもまだ分からない…」
「でも…お前は…この場だけじゃなくて…この先未来…」
「…世界を救いそうな気がしたんだ…」
そう言い残しNo.16は死亡したー
「…なんだよそれ…まだ何も分かってないのに…」
刹那ーー
自分でない謎の記憶が脳裏へ流れ込むー
No.16だけじゃない…更なる多人数の記憶…
No.175は…(情報規制)を得たのだ…
一瞬か分からない。ただ気づくと巨大生物が両断されていた。
遺体の上に立つNo.175は
1つの言葉を発する。
「…No.175じゃないね。僕は時宗だ。」
つづく
本日もう1話投稿します




