75/98
<序>
第3話は予告(?)通りシティアドベンチャー風になりそう。
うまく書けるのか?
ニュールカイムにはあらゆる「知識」がある。
ニュールカイムにはあらゆる「魔法」がある。
ニュールカイムにはあらゆる「魔道具」がある。
無いものが無いのが欠点じゃよ。
~酔いどれ老魔導師の或る日の一言~
シュメル王国は西のザナス王国、東のカンダス王国に挟まれた国である。
西のザナスが「武」を重んじる国なら、東のカンダスは「知」を重んじる国と言うべきだろう。
武のザナスと知のカンダス。
その中間にあるシュメル王国が「冒険者」の国となったのは、ある意味必然だった。
カンダスの王都の名はニュールカイム。
別名は「魔導都市」。
エルシューン大陸でも随一と言われる魔導研究の盛んな都市である。
「風追い人」等が「還らずの迷宮」を突破した数ヶ月後。
アルガの月の半ば頃。
その王都ニュールカイムに1人と2人の旅人が訪れた。
アルガの11日。
それが始まりだった。




