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祭 音頭の音頭2  作者: カシギ
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立花の無茶

それから、音頭の部屋に屋台と立花が集まり、立花は屋台に話したことを、音頭にも伝えた。


「なるほど、よく分かった」


「今度の日曜日に予定してるんだけど、二人とも大丈夫そう?」


「え!?」


屋台が声を上げる、


「随分急だね、あと五日しかないじゃん」


屋台が驚くのも無理はないが、立花は申し訳なさそうに言う


「うん、急なのは分かってるんだ、でも子供達が言ったことはなるべく早くやってあげたくて」


立花にも急という事は分かっているのだろう、しかしそれでも何とかしてあげたい、こういう無茶は音頭とよく似ている。


「なるほど、じゃあ時間もないから、迅速に行動を起こさなくちゃね」


音頭はやる気満々である。


「でも幼等部の子供達の前だから、ドラムみたいな大きな音はちょっと」


「問題ないよ」


立花の不安に屋台が答える、


「オレはマラカスでも持って、激しくシャカシャカやってるよ!」


「じゃあ僕は、カスタネットかトライアングル、いや、キーボードでもいいかな」


屋台と音頭が自分達の弾こうとしてる楽器を言っている……が


「ねぇ、二人とも、何か私がボーカルみたいな流れになってるけど?」


「「違うの?」」


音頭と屋台の声がハモる、


「いや、音兄ちゃんがボーカルでいいんじゃないかな?、幼等部の子供達もきっとそう思ってるし」


立花が音頭をボーカルに押すが、音頭と屋台はそれを否定する。


「いや、きっとチビッ子達はりっちゃんが歌うことを期待してるよ」


「そうだな、オレもそう思う、立花ちゃんが歌った方が子供達の期待通りになると思うよ」


「そうかなぁ?」


音頭と屋台の考えに疑問を覚える立花である。


「そしてさらに、決めなくてはいけないことがある!」


音頭のニコニコ顔に不安がよぎる立花である。

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