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祭 音頭の音頭2  作者: カシギ
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アホな悩み

「お~い、二人とも待ってくれ~、僕も一緒に帰る~」


大学部から走って帰ってきたのだろうか、息を切らせながら音頭が近づいてくる。


「はぁ、はぁ、ようやく追い付いた」


「お疲れ様、音頭、それで大学部蓬栄祭の話はどうだったんだ?」


「フゥ~」


息を整えてから音頭は大学部での出来事を話し出す、


「それがね、[バンド演奏したいなら最低四人、人数を揃えてきなさい]って言われちゃった」


「まぁ、当然と言えば当然か、[部活申請は四人から]、まずその人数を集めないとな」


屋台はそう言われると、ある程度予想していたようである。


「それと音頭、立花ちゃんが話があるんだって」


「お、なんだい?、りっちゃん」


屋台が切り出してくれたお陰で、立花は正直助かった。


「じ、実は音兄ちゃんにと屋台君に、頼みたいことが」


「全力で任せてくれ!!」


立花が言い終わる前に音頭は立花の目の前に超速度、いや、瞬間移動(ワープ)か、と思える速さで両手を掴んでいる。


「さあ、りっちゃん、僕は何をすればいい?、やっちゃんと一緒に彼氏のフリでもしてモテモテアピールか?、それとも女装して変わった友達がいるって自慢か?、さあ、さあ、りっちゃん!、大好きなお兄ちゃんに何でも言ってごらんよ!」


ものすごいテンションの高さである。しかし屋台はこうなると解っていたようだった。


「ね、言った通りだったでしょ」


呆気に取られる立花


「ホント、悩んでた私がアホだったわ」

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