生徒会長説得
「魔法使い[オド]」
「魔法拳士[ヤイ]」
「ま、魔法少女[リカ]」
「「「みんな揃って[マジカル・フォース]」」」
音頭、屋台、立花が打ち合わせ通りにやるが、
「・・・」
一瞬驚いたようにも見えたが、[氷菓 葵]の視線はものすごく冷たい、まさに[氷の視線]、そして低いトーンで言う、
「今度は何のようですか?、また懲りなく許可をもらいに来たのですか?」
「フ、フ、フ、葵会長、今度は許可でなく誘いに来たのですよ」
音頭は自信満々に言う、
「誘いとはどう言うことですか?、[祭 音頭]君」
その疑問に今度は屋台が答える、
「会長も一緒に幼等部で演奏をしてもらいたいんです。今週の日曜日なのでもう時間もないのですが、一緒にやりましょう」
その質問に葵はどう思ったのだろうか?、しかしその口調はまた冷たく言い放つ、
「貴方達は先程の話を忘れてしまったのですか?、自分達の能力を生かし、学園をよくすべきと言ったはずですが」
さっきと同じ事を葵は言う、しかし今回は引かない、
「確かにそうかもしれませんが、幼等部のチビッ子達を楽しませるのも、学園の為じゃないですか、葵会長」
「それは、そうかもしれませんが」
なおも音頭はたたみかける、
「それに生徒の頼みを聞いてあげるのも、生徒会長の勤めでしょう」
「今回の音兄ちゃんはグイグイ行くね」
後ろで立花が屋台に小声で言う、
「そうでもしなくちゃ葵会長はおれないだろうからね」
「さぁ、と言うわけですから一緒にやりましょう!」
やや間があってから[氷菓 葵]は
「30分だけ、考える時間をくれませんか?」
「分かりました、じゃあ30分後にまたきます、葵会長」
「では失礼します」
「また30分後に」
ガラガラガラ、ピシャッ
三人は各々のセリフを残して退出していった。




