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次元の壁の優社君  作者: ネコ雲


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7/9

勝社にだって休みたい日はある


 学校が終わり家に帰りついた。今日は身体が痛いので夜はおやすみしたい所だが、休む訳にはいがずタメ息がでる。

 まるでブラック企業の社畜のようだ。


 夜になり真央が家を訪ねてきた、どうやら一緒に魔王退治に行きたいそうだ。

 「危ないから真央は連れて行けないよ」

 「私も社の力になりたいの」

 真剣な眼差しで見つめてくる真央、こんな眼差しで見つめられたら断われないじゃないか。タメ息をつき渋々了承した。

「危なかったら僕が守ってあげるから」

と最後につけ加えた社だったが、それが思ったより効果があったらしく

 「うん、危なくなったら助けてね」

顔を赤らめている真央がいた。

 (わざと危ない振りして助けて貰おうかな)


 話しが終わり二人は次元の壁を探す為外にでた。    「ホント沢山あるな」

「ホントだね」

 すぐに次元の壁は見つかった。社が次元の壁を開け魔王の心象世界に入っていく。


 「寒」

 思わず社から声がもれる。真央は寒くて社にくっついている。

 今回の魔王の心象世界は雪が舞う氷の世界だ、入った目の前に氷の丘があり二人の魔王が立っていた。

 「貴方達はこんな所でまでイチャイチャするとはいけない子達だわ」

 「私のお兄ちゃんとイチャつくなんて許せない」

 「天音あれをお兄ちゃんと呼ぶのは止めなさい」

 「お兄ちゃんはお兄ちゃんなの」

 頬を膨らませながら必死に抗議している。そんな二人の姿を見ながら、見覚えがある社と真央は驚いている。何で海野姉妹がこんな所にいるのか戸惑いつつも、僕はつい最近同じような事があったばかりなのですぐに冷静になった。

 冷静になり思った。

「真央今日は帰ろうか」

 

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