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次元の壁の優社君  作者: ネコ雲


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6/9

真央さん、距離が近いです。

今回はただの日常回、平和な社達をお楽しみ下さい。


 真央と仲直りした後、二人で僕の家の前まで帰ってきた。

「じゃあ~真央また明日」

「うん、また明日ね」

 真央と呼ぶのにまだ気恥ずかしさは残るが、真央が喜んでるので良しとしよう。


 帰りつき家の玄関を開けると、修羅と言うなの母上が立っているではないですか。

 帰って早々、玄関で正座をさせられ、真央ちゃんをこんな遅くまで連れ歩くのはどうたらこうたら言われ、たっぷり二時間怒られた。

 

 翌朝起きたら身体中が痛い。

 「やっぱりあの力使うとこうなるか」

 朝から少しげんなりしながら、学校に行く準備をする。いつも通り真央が迎えに来て学校に行く為に家を出た。

「真央おはよう」

「おはよう社」

 いつもの真央……だと思ったが、ただ手を繋ぐのではなく腕まで絡めてきた。育ち盛りのプニプニが当たっています。そんな様子を見送りにきた母親が、ニヤニヤしながら眺めているではないか、朝から何の罰ゲームなんだ。


 腕わー絡めて離してくれない。このまま学校に行くきなのだろう、皆から何を言われるやら、特に生徒会長が怖い。

 

 歩きながらふと思った事を口にしてしまった。

「真央って魔王だった時の魂なんだよね」

「そうだよ」

「それってもの凄くお婆さんて事?」

 その瞬間あ~~~と悲鳴を上げてしまう程の激痛が握られいる、否握り潰されている手にはしる。

 真央を見ると満面の笑みで怒っている。

「社は何を言ってるのかな、私はまだピチピチの16歳だよ」

「はい、そうでした」

この瞬間僕は悟りました。幼なじみのホントの怒りには敵わないと。


 その後は必死にご機嫌をとりながら、無事学校についた。そして次は生徒会長と言うボスが待ち構えていた。

「あらあら、社君、真央さん朝から見せつけてくれますね」

 生徒会長の顔が恐い、僕は真央を盾にして隠れた。

「私と社、仲直りしてラブラブなの」

 真央は少し天然な所があり、生徒会長の怒りなどどこ吹く風だ。僕はいち早くこの場を去りたいので、真央を引っ張り歩きだした。

「もう、社は積極的なんだから」

 おい!変な事を言うんじゃない、生徒会長の視線が恐いではないか。


 校門で恐い目にあったが、無事クラスに辿りついた。

「おはよう、美鈴ちゃん」

「おはよう真央…二人とも仲直りしたの見せつけてくるね」

「真央……ちゃん、クラスでは流石に恥ずかしいから離れよっか」

「今何て言った?ちゃんと言ってくれないと離れない」

 止めてくれ!流石に同級生の前でいきなり呼び方を帰るのは恥ずかしいと思いながら真央を見ると、プクっと、頬を膨らませ拗ねている。そんな真央に耳元で

「まだ二人だけの秘密にしたいんだけどな真央」

 そうすると、真央は照れたように頷きながら手を離してくれた。流石真央チョロい、真央の事なら何でも知っている僕にかかれば簡単な事だ。

 そんな一部始終を周りの皆から生暖かい目で見られている事に気付き、顔から火がでる程恥ずかしかった。

 おまけに、朝のホームルームで担任からも

「社、真央と、イチャつくのもほどほどにしとけよ」

と言われ、笑いがおきまた恥ずかしい思いをする羽目になった。真央の様子を伺うと、嬉しそうに照れていた。真央は強い子だよ。

 そんな事もありながら、今日も授業が終わり、掃除当番だったので教室の掃除をして帰ると、いつもより帰るのが遅くなったので、久しぶりに真央が部活で走っている姿をみた。

 魔王の力があれば、走るの速いの当たり前じゃないかなと思ったが、真央の頑張っている姿をみて考え直した。真央はそんなズルしないよね。

 「真央、彼氏が真央の事見ているよ」

とそんな会話をしているのが聞こえてきたので、僕は足早に帰宅した。一方の真央はまんざらでもない様子だった。





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