社の本気と真央ちゃんツンデレ
先に謝ります。格好良いバトル会にしようと思いましたが、ラブコメ要素多めです。ちなみにバトルシーンはドラゴンなんたらをイメージしました。かめ○○波は撃ちません。
「まだ諦めないなら少し本気をだすよ」
そう言うと社が身体に力を込めだした。すると、小さかった社の背が伸び180センチの長身になった。
「真央、この姿では手加減が難しいから死ぬなよ」
普段は強力な力を押さえている影響で、ちんちくりんだが、リミッターを解除すると普段の数倍強くなり、身体と口調が大人びるのだ。
社の変わりように真央は驚き尻餅をついたまま更に後退る。
「行くぞ真央」
瞬間社が消え、気付いた時には横腹を蹴り飛ばされ吹っ飛んでいた。そのまま地面につく前に蹴り上げられ、上がりきった所でおもいっきり地面に向けて蹴りとばされ、小さなクレーターが出来る程に叩きつけられた。
一発目の蹴りで吹っ飛ばされた私は薄れ逝く意識の中で思った。
(やっぱり私を倒した勇者の子孫だなぁ~強いや。私は何度も戦う中であの強さに惹かれたな。けど社はそれ以上の強さだ、最初は弱い社なんかに興味はなかったけど、毎日遊ぶ内に社の優しさに惹かれていった。確かに優しさに惹かれたのに幼なじみにここまでする、しかも私女の子だよ)
心の中で懐かしさと驚愕と怒りが入り混じった所で、二回目の蹴りが入り私の意識は途絶えた。
何か話し声が聞こえ目が覚めた。目をあけると目の前に社の顔があり目があった。
「真央ちゃんが目覚めて良かった」
「ホント良かったっすよ、社は女の子にやりすぎっす」
一瞬状況が理解できない私、とりあえず社は元に戻っていて、確かあの人は前に会った社の知り合いで名前はソフィーだ。
「ホントソフィーがたまたま来てくれて助かったよ」
「社どういう事なの」
「たまたまソフィーがこの狭間……じゃなくて心象世界に入ってきてくれて、真央ちゃんの怪我を治してくれたんだよ」
何故言い直したのかはおいといて
「ソフィーさんありがとう」
「社は酷いっすね」
「そうだよね、何もあそこまでやらなくてもいいと思う」
「けど真央ちゃんは魔王だよね」
「そうだけど幼なじみだよ」
なんか根に持たれてるようなのでここは素直に謝っておこうと思う。
「ごめんなさい」
「まぁ~許してあげる」
「二人ともラブラブっすね、これが幼なじみと言うやつっすね」
ソフィーが変な事を言っているが無視をして、真央ちゃんの様子をみる、いつもの真央ちゃんだと思いホッとする僕だが確認しなければならない事がある。
「地球征服は諦めてくれた?」
なるべく優しく問い掛けてみた。
(社は強かったし、格好良かったから社に言われるなら諦めてもいいかな、けどあそこまでやられたし素直に認めるのも何か悔しいから)
「まだ諦めない、次こそは社に勝つからね」
「そっかそういう事ならまだ敵って事だね」
そう言うと社は立ち上がった、その瞬間私の頭を支えていた物がなくなり頭を地面にぶつけた。
「イッター、何で急にどくの」
「敵にひざまくらはしてあげないよ、それと明日から一緒に登校もしないから、敵と一切馴れ合うつもりはないから」
「そこまで言わなくてもいいじゃん、社のバカ」
泣き出してしまった、真央ちゃん。
「じゃあー魔王とか辞めてよ、僕も真央ちゃんに冷たくするのは嫌なんだよ」
「ホントに?」
「ホント」
「社がどうしてもって言うなら辞めてあげる」
「真央ちゃんとは今までの関係に戻りたいよ」
「わかった!だけど今までの関係じゃダメ、これからは私の事真央って呼んで」
(一回だけ呼んでくれた時格好良かったから)
「わかったよ真央」
そう言うと真央は最高の笑顔を見せ抱きついてきた。荒野だった心象世界にも花が咲いた。
「これからもよろしくね社」
その後真央とソフィーは連絡先を交換していた。電波は繋がらないので、携帯にメモをしているようだ。僕は思った、携帯持ってきてたんだと。後で僕にも教えて貰うと言う了承を得てその場は解散した。




