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次元の壁の優社君  作者: ネコ雲


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不法入国な海外旅行

 

 なかなか大変な戦いだったが、勝てて良かったとホッと胸を撫で下ろす社。

 (今度か油断しない様気をつけよ)

と心に決めた。

 けど今回に限っては剣君に救われたな、日頃があれだからあまり感謝はしたくないけど。

 「ありがとう、ソフィーとついでに剣君も二人が来なかったらヤバかったよ」

 「ホント社は油断しすぎっす、最初から召喚獣使っとけばもっと楽勝だったっす」

 「面目ないです」

 頭をかきながら謝る社。


 「俺も驚きなんだが、何でソフィーがいて社や真央もいるんだ?そもそもここは何なんだ?」

 「そういえば、剣久しぶりっすね、異世界以来っすね」

 「確かに久しぶりだなソフィー」

 久しぶりの再開とりあえず挨拶を交わす二人。

 「僕達が何をしてるかだよね」

 そこで僕が次元の壁や心象世界、地球侵略を求めてやってくる魔王について話した。剣くんにはまだ真央の事は伏せておこうと思う。


 僕も剣が勇者だと言う事が気になり話しを聞いてみると、二人は二年程前に異世界に召喚され、五年間一緒に旅をしさっきの魔王を倒したと話してくれた。他にも三人一緒に召喚された人もいたそうだが、ソフィーも剣君も帰ってきてからは会ってないそうだ。ちなみにこっちの世界に戻ってきた時には召喚された時から時間が経っておらずホッとしたそうだ。


 話しも一通り終わり心象世界からでて帰路につく所なのだが、ソフィーが剣君と積もる話しもあると言う事でついてきたのだ。

 不法入国だがバレなきゃいいのか?

 「社次元の壁を経由したら私達でも簡単に海外旅行行けちゃうね」

 真央が嬉しそうに不法入国を進めてきた。

 確かにそうだと思いつつ、何で僕は今まで気付かなかったんだとショックを受けた。僕は真面目だから悪い事は思いつかなかった、そういう事にしておこうと思う。

 けど帰りに違う次元の壁に入って、ソフィーは元の帰る場所はわかるのかと思い聞いてみた。

 僕は自分が入った次元の壁なら入った場所に戻ってこれるが、他の所からだと正確な場所に戻って来れない。この前真央にやられたように。


 「それなら簡単っすよ、戻りたい場所に自分の力を込めた物を置いとけばそれを感知して戻れるっすよ」

 ソフィーいわく、入り口は次元の歪みを見つけて次元の壁を開けないと行けないが、帰りはその場所を感知して自分で帰れるとの事だ。そんな事知らなかったので驚きだ。

 けど真央がいるなら心象世界をつくってもらって簡単に行けるのではと思った。

 「そういう事なら真央今度一緒に海外旅行行ってみよっか」

 「ヤッター新婚旅行だね」

 それは違うのでその言葉はスルーさせてもらうことにする。

   

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