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次元の壁の優社君  作者: ネコ雲


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15/15

皆でお出かけ

 

 今日は土曜日で学校が休みだ。その為昨日戦いが終わり帰ってくる途中、ソフィーと剣君と会う約束をしている。

 朝はゆっくりしたいので、お昼ご飯を一緒に食べに行ってその後買い物をしに行く約束をしている。

 朝はゆっくりしたかったのに、何故か真央が部屋にいるのだ、現在の時刻は九時だ。

 「社起きてよ」

 さっきから真央が起きろ起きろ攻撃をしてくるのだ、凶悪な攻撃なので起きざるおえない。

 「どうしたの真央?こんなに早くから予定は十二時からだよ」

 欠伸をしながら真央に話しかける。

 「嬉しいでしょ?朝から可愛い幼なじみに起こされて」

 「それだけの為にきたの?」

 少し冷たくあしらうと真央が拗ねた様子で

 「悪い」

 と不機嫌そうに呟いた。

 これはマズイと思った社は必死に取り繕うように言葉を並べる。

 「朝から可愛い幼なじみが起こしてくれるなんて幸せだな」

 「そうでしょ」

 満更でもない様子で笑顔を浮かべ、ベッドの縁に座る真央。

 社は更にご機嫌を取ろうと何か真央が喜ぶ話題はないかと考えた。

 「今度の海外旅行何処に行こうか」

 「私はソフィーが住んでいるフランスに行きたいな」

 「フランス良いね、今日ソフィーに話してみよっか」

 「今日はダメだよ、剣君いるし、お邪魔虫がついてきちゃうじゃん」

 「そっか、じゃあ~電話で話して決めようか」

 「うん」

 よし!これで真央のご機嫌取りは完璧だと心の中でガッツポーズをするのであった。

 その後も雑談を繰り返し、時間になったので家をでて待ち合わせ場所の駅に向かった。


 「ソフィーと剣お待たせ」

 真央が二人に向かって手を振っている。それを見てソフィーも手を振り返してくれた。

 「待ってたっすよ」

 「さっさと行こうぜ」

 剣がソフィーと二人でいるのが恥ずかしいのか早く行こうと急かしてくる。

 

 今日行くのは真央と良く出掛けるショッピングモールだ、四人は電車に乗りこんだ。

 「四人でお出かけ出来るなんて何か嬉しいっす」

 ソフィーはワクワクしているようだ。

 真央はそんなソフィーを見て、あれが美味しやら、あの店がオススメとか今から行くショッピングモールの話しを楽しそうにしている。

 女子二人が楽しそうに話している一方、僕と剣君は特に話す事もなく電車にゆられている。

 

 女子二人の話しが尽きないまま、あっという間に最寄り駅についた。

 駅を降り歩いている途中で真央が気になっていたのだろう昨日の夜ソフィーはどうしたのかと聞いている。

 「剣の家に泊めてもらったっすよ」

 何事もないかのように真央に返事をしている。

 真央が驚きの表情を浮かべている。真央からしたら年頃の二人が同じ屋根の下で寝るなんてと思っているのだ。

 真央の反応を見て察したソフィーが

 「旅の途中なんて一緒に寝るのが当たり前だったからいまさらだよ」

 軽く言ってのけるソフィー。

 「そうなんだ」

 驚きの異世界事情を聞いて気の利いた返しが出来ないソフィーだった。

 

 

 

 

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