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次元の壁の優社君  作者: ネコ雲


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ソフィーが聖女だった

 

 

 「今日の魔王はどんな魔王っすかって真央と社大丈夫っすか」

 倒れている僕らを見つけ、駆け寄ってくるソフィー。普通なら多分この時点でもう動けないはずだが、やはりソフィーには状態異常系の能力は聞かないようだ。


 魔王もソフィーに気付きソフィーの方を見る。何やら顔を引きつらせて様子がおかしい。

 「お前は私の状態異常を片っ端から治していく忌々しい聖女」

 憎らしげにソフィーを睨む魔王。

 「貴女は私達があの時倒したはずの魔王じゃないっすか」

 「お前らにやられたけど、どうにか生き延びたんだよ、こうして元気になったからお前らがいる地球を征服してやろうと思ったが、二人揃ってしまうとは厄介な」

 「そういう事なら諦めた方が良いっすよ、あっもう手遅れか、せっかく生き長らえたのに勿体いない」

 そこには、ソフィーに治してもらい万全の社が立っていた。

 「そんな勇者でも何でもない弱い小僧に何が出来る」

 「社、もう大丈夫っすね」

 「ああ、もう油断しない」

 「聖女がいるとなると分が悪い、一旦ひくか」

 「逃がすと思うか、剣君、僕の手袋について弄ってくるよね、僕が手袋をしている、本当の理由を見せてあげるよ」

 やはり手袋弄りにストレスが溜まっていたのか、社は力を見せつけるように五体の召喚獣を召喚した。召喚獣の凄い迫力に剣は腰を抜かし、魔王は震えている。

 召喚獣には状態異常など全く効かない。

 「あの時僕をなぶらずひと思いに殺っておくべきだったね、そのお陰で僕は助かったけど」

 その言葉を最後に社が召喚獣に指示をだし、あっという間に勝負がついて魔王は消えていった。




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