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13、慰問②

ヴィッツ地域で一泊させて頂き、次の訪問先アレス地域に向け出発しました。


その道中、ユウタ医師にあちらの世界のお話を伺っていたのですが


「こちらの世界では歯は抜けたら無くなったままかもしれませんが

あちらではいくつかの方法で、欠けた部位に歯の替わりになる物を入れているのです。

例えば無事な歯と歯の間に義歯を差し込み橋渡しのように繋げるブリッジと言う方法とか

あるのですよ。」


その話を聞き、思わず身を乗り出してしまいました。

それさえあれば、前国王であるラバンお爺様の歯も復活するのでは!と。

ラバンお爺様は歯のない部分を見られなくするためお髭で口元を隠しているのです。

お髭ふさふさの姿も可愛らしいのですが、大好きなお肉を堪能できずしょんもりしている姿が可哀想で•••。


そんなラバンお爺様の姿に想いを馳せていたのですが、次の言葉で私だけでなくハンナも

時間が停止したかのように、固まってしまいました。


「今主流になってきたのが、歯の抜けた部分下の顎に直接体に馴染みやすみネジのような物をーー••」


恐ろし過ぎて途中から話が聞こえなくなっていました。


もしやあちらでは、歯の治療は拷問なのでしょうか!?


いやでも確かに治療されているし•••


ここは聞かなかった事にして自然に、そう自然に話をずらしましょう!



「今日は良いお天気ですね〜!」


「「•••••。」」



何故無言なのでしょう。自然に話を逸らせたと思う、渾身の話題に。


ハンナは何故額を抑え首を振っているのでしょう?



「••姫様、曇り空ですよ?そんなに衝撃を受けさせてしまったのでしょうかねー。

すごくご興味がおありのようだったので、ついこちらも熱弁してしまいました••。

申し訳ありません。」


苦笑を滲ませ、頭に手を置き軽く会釈して謝られてしまい、渾身の話題が失敗に終わった事を悟りました•••。

閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。


次回投稿予定は4/19日です。

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