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学園祭準備、すでに波乱万丈な件

高校生活はやっぱ青春を全力で楽しまなきゃ楽しくないっしょ!

ーー学園祭2か月前

「出店決めるぞー!」


タイガが意気揚々と切り出す


クラスも一致団結して盛り上がって決めようとする


「予算、学校の人数、原価などを考えるとカフェが妥当かと」

「めずらしくまともじゃん」


クラスで出た意見は

・焼きそば

・お化け屋敷

・カフェ

・迷路

・謎解き

・射的

・展示


しかし、クラス全体では食品をやりたいということでカフェになる


「こういうのは一瞬で決まるんですね」

「同感だ」


珍しく先生と意見が一致した


「普段からこんな感じにしてくれてればなぁ~」


そのままトントン拍子でシフトなどが決まっていく


シフトはキッチン1人

ホール二人の三人態勢で挑むことになった


ほかの人たちは自分のシフトの時間まで回ってもいいことになった


「ま、そんなにひどいことにはならないだろ」


俺は特に気にもせず流れに身を任せていると俺のシフトは


キッチンレイ

ホールは俺とタイガですることになった


「は?」


完全に厄介なのを押し付けられてしまった


「なぁ、レイお前料理できんの?」

「もちろんですよ!」

「得意料理は?」

「ニトログリセリンですが?」

「ニトログリセリンってダイナマイトの原料だぞ?」

「はい、得意料理ですが」

「レイ!交代交代でキッチンやろうぜ!」

「わかった、そうしましょう」

「ちょ......」

「ちなみにタイガの得意料理は?」

「料理とかしたことないけど?」

「何言ってんの?」


てなわけで、数十分で学園祭での俺の運命は決まった


一応放課後調理室で練習してみることに


「一応練習しとくぞ」


材料を並べる


「レイ、コーヒーを入れてみろ」

「任せてください」

「ちょっとトイレ行ってくる」


ーー数分後

「できたか?」

「もちろんですよ」


そこには異様な色をしているコーヒーらしき液体があった


「何入れた?」

「ニトログリセリンとアルコールです」

「は???」

「タイガはなぜ止めなかった?」

「コーヒー作ってると思ったから」


俺は呆れて声が出なかった


「タイガも料理してみて......」


ーー数分後

「できた!」


見に行くとそこには真っ黒な卵と肉があった


「俺らのシフトって誰が決めた?」

「えーっと確か先生だった気が......」

「ほんとに?」

「確かね」

「シフトって変更できたりって......」

「もう遅いよ」


俺は先生に恨みを覚えつつ話をちゃんと聞いてなかった自分を恨むことにした


ウ~ウ~ーー

外からはサイレンの跡が聞こえる


「物騒な世の中だなぁ~」


ついさっき校内で化学兵器作ってる学校があるとSNSで見たのを思い出す


しかし学校の前でパトカーが止まる


「え?」


ガラガラーー

扉が開く音がする


警察の方が入ってくる


「保護者から“戦争始まった”って通報があったけど何か知らないかい?」


「えーっと......」


俺は完全に目がおよいでしまっていた


「お前たちこれはなんだ?!」


警察の人は目を見開き驚いている


「一応料理の試作品です......」

「これが?」

「はい......」

「これ危険物で回収していくから」


警察の人はコーヒーになる予定だったものに目を付ける


「これは?」

「ニトログリセリンです......」

「君たちとりあえず離れよっか......」


その後警察の増援がきたり、保健室の先生まで走ってきたり、そして説教された

今回はいつも以上にぶっ飛んだ回になりました。

学園祭の“準備段階”からすでにこのカオスっぷりなので、当日はどうなってしまうのか自分でも少し不安です。

ハルにはこれからも振り回されながらも、一生懸命頑張ってほしいですね。

次回もぜひ、気楽に笑いながら見てもらえたら嬉しいです。

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