学園祭カフェ、開店5分で終わりそうな件
高校生活はやっぱ青春を全力で楽しまなきゃ楽しくないっしょ!
ーー学園祭当日
俺はシフトまでレイ、タイガと一緒に回ることになった
「うわぁ!」
タイガの声が響く
「お前の声のほうがびっくりするわ」
「お。俺の計算によればこの位置にお化けなんて......」
「うわぁぁぁぁ!」
「計算済みって言ってたのに驚くのかよ」
俺たちはまずお化け屋敷に入っていた
「お、お前らビビりすぎだろ」
そういうタイガの声は震えていた
その時視界の端から白い影が通る
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
「お前も怖がるのかよ」
その時俺は思いついたことをやってみることにする
「ハル、ここにもお、お化けが」
「ハル?」
その時俺は返事をしない
「レイ、ハルがどっか行ったぞ」
「ハルが自由に行動する確率は極めて低い、きっとはぐれてしまったのですよ」
その時俺は気配を消して
静かに後ろに回る
「......ねぇ、なんで見捨てるの?」
と、耳元でささやくと
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
と二人は叫び走って逃げてしまった
まぁ、日頃の恨みを少しは晴らさせてもらった
お化け屋敷から出るとき
「キャッ、こわーい......」
「これで満足か?」
「まだまだよ!文化祭でラブコメイベントいっぱいやらなくちゃ!」
「まだまだいっぱい巡ってラブコメするわよ!」
という学校で一番といってもいいほどの仲の良い男女の声が聞こえてきた
「相変わらずだなぁ、あの二人は」
お化け屋敷を出てレイとタイガに合流する
「ハールー!」
怒り交じりの声が飛んでくる
俺は驚かしたという罪でジュースをおごらされる羽目になる
「まったく、驚かせやがって」
「ほんとですよ」
その後も俺らはある程度遊んだ
ーーそして
地獄のシフトの時間がやってくる.......
この時、学園祭を楽しんでいた誰もが予想していなかっただろう......
まさか俺たちのクラスのカフェで、
大騒動が巻き起こることを——
「レイ!オムライス二つ!」
「わかりました、ハル」
「タイガ、このジュースを二番テーブルに」
俺たちのシフトは、ちょうど一番忙しい昼の時間帯だった。
「ジュースどうぞ!」
「あの......これ、頼んでたものと違います」
「え?あぁ、ごめんごめん。......まぁ許して飲んでいいから」
「タイガ?!ちゃんと運びなおせよ!」
「ハル、オムライスを4番テーブルへ」
「了解!」
忙しい厨房を抜け、俺は急いで4番テーブルへ向かう。
「オムライスです。ごゆっくりどうぞ」
忙しさのあまり、そのまま厨房へ戻ろうとした――その時。
「まずッ!!なんだこの味!」
教室中に響く声
嫌な予感が背筋を走る。
俺は慌てて声のした方へ向かった。
「どうしました?」
「これ、何入れた?」
今回はとうとう学園祭当日の前半です。
ぶっちゃけこのシリーズ、いい意味で何でもありなので書いていてすごく楽です(笑)
多少ぶっ飛んだ展開でも「まぁこいつらならやりそう」で成立するのが、この作品の強みかもしれません。ぜひ笑って楽しんで読んでくれたら嬉しいです!
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