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第10話 明日への決意

シャワーを浴びたあと、髪を乾かしながら、自分の部屋に続く廊下を歩く。

廊下の壁に取り付けられた燭台の蝋燭が赤いカーペットの敷かれた廊下を淡く照らしていた。

「明日は学校かー……」

私の頭は明日から始まる学校のことでいっぱいだった。ノアもシャルルも魔法学校のことは、まったく話してくれなかったから、一体どんなところなのかも想像がつかない。

それに学校に通うと知ったのは、よりによって今日だ。もしかしたらウィルが何度か言ってくれていたのかもしれないけど、まったくもって覚えていない。それに王立魔法学校という存在自体、今まで知らなかった。今の私には学校に通うという心の準備ができていないのだ。

(怖い先生がいたらどうしよー。友達できるかなー)

魔法学校のことを考えると、不安で胸がおかしくなった。

(でも絶対そんな不安に負けないくらい、魔法も学業も全部、頑張るんだから……! 勉強は苦手でウィルにも馬鹿にされがちだけど、魔法だけは誰にも負けないくらい上手くなりたいわ! ぶち当たった問題は、その都度考えればいいもの……!)

そう決心した私は、胸元で作った拳を天井に突き上げた。

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