第三話 パーティ&バースト!
「そうだ、貴女、私と冒険者にならない?」
香はリリスにそう問いかけた。少しリリスは悩み答える。
「残念ですがお断りさせていただきます」
「ふーん。その理由は?もうすでに冒険者パーティに入っているからじゃあないの?」
「あれ!?言いましたっけ!?」
「見たら分かるわ。戦い慣れしてるし、見栄を気にしている。ビルトさんが騎士団より先にギルドに誘うってことは、戦闘に関わる仕事は冒険者と騎士団の二つがメジャーなことが分かるわ。それだけのことよ」
「びっくりしましたよ〜。香さんのことですし技を盗んだのかと思いました」
リリスは見るからに安堵している。 その表情を見て揶揄いたくなった為、少しマジに言った。
「別に盗むこともできるわよ」
「ええ!?」
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「じゃあ私もそのパーティに入れて頂戴」
「私は歓迎するのですが…。メンバーがどう思うかですね…。」
「気難しい人達なの?」
「というよりパーティがかなり安定しているので下手に増やすと逆に戦い辛くなると言われるかもしれません」
「ああ、そういうのがあるのね」
「会ってみないと分かりませんし、行ってみましょうか」
店を出て数分話しながら歩き、ギルドに着く。リリスに言われ、冒険者登録してそのリリスのパーティの人たちが来るのを待っている。するとドアが開き勇者のような人が現れた。
「ああ、君が例の香さんだね。ビルトさんから聞いたよ。僕はモネ。このパーティのリーダーにして勇者。そして威光の魔女さ。もちろん、君を歓迎するよ」
肩書きの多さにびっくりする。そして威光の魔女とは…。少しモネと談笑したあと、リリスと2人きりになった。
「ビルトさんが伝えてくれてたのね。助かったわ。」
「ええ、本当に気のいい人ですよね。ビルトさんは。すぐ言う事を聞いてくれて」
「まさか、リリスが根回ししたの?」
「知る必要は無いと思いますよ」
「本当に面倒な子だわね」
「はい!?」
「1人でなんとかできるっつーの!」
「そこ怒るところですか!?」
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「改めてみんな、自己紹介をしよう。」
モネが言った。それに同意する。さっきはいなかった戦士の女性もいる。
「勇者、いや、威光の魔女・モネだ」
「魔法使いのリリス・リテイルです。」
「戦士のブラウン・ビットだぜ。よろしく頼むぜ新入り」
3人が揃ったので私も堂々と自己紹介する。
「佐藤だ」
「そういうとこですよ香さん」
平然と指摘され、なんだか気まずくなった為すぐ訂正した。
「ゴメンナサイ。守仁・香です。役職は、えーっと、占い師です」
「人狼ゲームと勘違いしてます!?しかも一番役立って一番狙われやすい役職じゃあないですか!!」
「じゃあ防人です」
「鎌倉時代から来たんですか!?」
「アンタ一体どこまで記憶見てるのよ!?」
ブラウンは困惑している。モネはすごい笑顔だ。
「じゃあよお、新入りは芸人ってことかぁ?」
「もうそれでいいわ。私役職とかないもの。冒険自体が初めてなのよ」
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「ところで威光の魔女ってなんなの?」
「僕の二つ名さ。もともと僕は魔法使いだったのさ。そのときに作った魔法を見た人がそう名付けたのだよ」
「それってもしかして私にも!」
「興味津々だね。でもこれは君、いや僕以外には使えない。因子が必要なのだよ。この世界に一つしかない。その因子こそが、威光を示す概念なのだから」
すると、ドアがバンと開く。ギルドの受付嬢が言った。
「街でとんでもない人間が暴れています!」
外に出る。滅茶苦茶だ。すでにブラウンがそいつと戦っていた。
「やべえぞこいつ!どんな場所にでも爆発を起こせる。街ももうこの様だ。モネ!あれを使え!」
「了解したよ。威光の運命を使おう。『バック・リット』」
近くにあるもの全て巻き戻っている。時間が逆行している。そして、全てはもとに戻った。 ブラウンが自己紹介をしている。 突然モネが立ち上がる。
「悪い!僕には出かける予定ができたよ」
「どうしたんですか?」
「リリス!説明は後です!」
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「あれが例の爆発魔だ。僕の記憶を見ればわかるはず」
「ええ、見ました。これはなかなかに、時間はかけれませんね」
モネとリリスが話している。
「どうしたの?」
「香さん。敵です。それも攻撃特化で厄介な爆発攻撃使いですよ」
「本当に治安の悪い街ね…。厄介だわ」
「新入り、お前どういう能力があるんだ?」
「殴ると蹴るだわ」
「なんじゃそりゃ」
外へ出て戦闘を始める。ブラウンがハンマーで叩くも爆発で威力を相殺してくる。そして躓きかけたところが爆発しさらに追い討ちを受ける。
「とんでもねえ野郎だ」
奴はこちらに語りかける。
「爆発こそが芸術であり、お前たちに介入することは許さない。」
「うぜえクソ野郎だぜ…!」
香は魔力で地面を殴る。雷魔法の応用で磁力を発生させ、地面に埋まっている鉄を取り出してナイフの形状にして奴に飛ばした。しかし爆発でナイフを弾かれる。
「無駄だ」
「いーや充分だぜ。テメエはもうくたばる運命しか残ってねえんだよ!」
ナイフは再び奴の方へ向く。そして刺して貫いて倒すまでそれは繰り返される。そう、相手の場所にも磁力を発生させているのだ。そうすることで勢いは消えないしナイフは壊れても復活し切り続ける。
「テメエこそ無駄な足掻きだったな!」
「だから言っただろう、無駄だと」
モネは違和感に気づいた。その余裕さ。そう、奴は爆発の影響を受けない。となると取る選択肢は…
「『ビーダスト』」
自爆だ。
「『バック・リット』」
ブラウンが自己紹介をしている。 突然モネが立ち上がった。
「まずい…。」
今回の話を見た香とリリス
「色々なとこから影響を受けてる作品ですね」
「そりゃ、作者が悪ふざけで作ってる作品だからね」
「香さんに似て変人と予想します」
「めちゃくちゃ失礼!!」
「一体あんな敵どうやって攻略するのでしょうか」
「次回が楽しみだわ。」
「私が大活躍しますからね」
「そういうとこだよリリス。」




