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魔王軍幹部とやらはここ数日で見違えるほど筋肉が増し、気付けば村の門番をやっていた。
「正直魔王様の魔法より筋肉のほうが怖いことを思い知りました。筋肉と戦うぐらいなら魔王軍と相対し、筋肉と共存します」
妙な方向に悟りを開いたが、結果良ければ全てよし、とは実に便利な言葉である。
ダルフの少女は身寄りがないという。両親がおらず、村でも一人で暮らしている。何人かが一緒に暮らそうと声を掛けたが、家族と暮らした家を守りたいと拒否してるらしい。
「なら私の家で暮らそうよ!」
エルフ少女の筋肉が嬉しそうに膨張し、ダルフ少女の顔面が蒼白になったのは見逃さなかった。




