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「突然やってきてみんなに注目されてるあんたが気にくわないから声かけただけじゃない!」
と、ダルフ少女は言うものの、勘違いをしているのは明らかだ。注目と畏怖は別物であり、同一視してはいけない。筋肉は万物を解決し、また他者の生命を脅かすものなのだ。
そんなこんなで勝負が始まった。
たかが一個体の筋肉を纏わない生命体が筋肉超人に敵う筈もなく、エルフ少女はにっこりと笑うだけでツンデレはへたり込んで顔を真っ赤にしてスカートを押さえながら逃げていく。
これからテンプレ的な展開が始まるかと思ったが、その前に彼女のプライドと共に砕かれたようだ。




