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里の見学をしたいと伝えると、彼らは快く同意するしかない、もとい、してくれた。ダークエルフは長いので今後はダルフと呼ぶことにして、里の中を地鳴りさせながら歩く少女と共に見学している時だった。
「他の里のエルフが何用かしら!」
こちらを睨むツンデレそうなダルフの少女が現れた。
浅黒系金髪ツインテエルフ少女だが、ゴーレムを彷彿とさせる筋肉なんて纏っていない純粋な美少女ダルフだ。何故か気分が落ち着くと胸をなで下ろしていると、隣の筋肉の申し子たる少女エルフがムっとして人差し指でツンデレを指す。
「気にくわないから勝負しよ」
「なんで!?」
……殺す気だろうか。




