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「お隣の里からきましたエルf」
「筋肉は凄いが素人が来るとこじゃないぜ」「この地は俺に任せな」「ふ、右腕が疼く」「俺は疾走のシュン!」
ちょっと離れててと言われたので全力で走って逃げると、少女は裂帛の気合いと共に拳を繰り出し、空気そのものが破裂音を発する。
今、軽く音速超えた?
空気を伝った衝撃がダークエルフのダークな歴史満喫中のエルフ達を見事黙らせることに成功する。静かになったね、と少女は爽やかな笑顔を向けるが、里の皆は爽やかとは真逆の恐怖に彩られた顔色でまったく全然そんな気持ちになれないが、あえて彼女の言葉へ同意することにした。




