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「パパから誕生日プレゼント貰ったの」
と嬉しそうにエルフの少女は軽々と岩のような金属塊をつけたバーベルを片手で振り回しながら走ってきたので、掠るだけで致命傷になるごく平均的な肉体を持つこちらとしては今までやったことがない命を振り絞るようなダッシュでその場を一端離れることにした。
「誕生日プレゼントだからちょっと軽めだよね、これ」
少女はそう告げるものの、人間百人持っても大丈夫そうではないバーベルでいつもの筋肉トレーニングを行っている。時々それを空高く放り投げてキャッチする行為に、一歩間違ってこちらに飛んできたら即死する恐怖を味わいながら強く否定した。




