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沢山更新するとか言っといて、全然出来てねぇぇぇえ!ごめんなさい!
俺は信じられずについそんなことを言ってしまった。
「リオル君じゃないとダメなんです!それにリオル君よりいい人なんてこの世界のどこを探しても見つからないよ!」
ノースは照れくさそうにそう言ってベッドの布団の中に潜り込んでしまった。それでも俺は嬉しかった。まさかこんなにも早く告白することになろうとは考えても見なかったが、そんなことは関係ない。こうして俺はめでたくノース・ランウェイと付き合うことになったのだった。
しばらくノースの病室で駄弁りながらイチャイチャしていると、部屋の扉をノックする音が聞こえた。俺達は話をやめてその方向を向いた。
「はい、開いていますよ。」
ノースがそう言うと扉が開き、女性が入ってきた。俺の知らない人だ。
「あ、メルシャさん!お見舞いに来てくれたの?」
ノースは知っているようだ。え?てか、メルシャだと?
「そうなんだけど、何があったの?昨日は帰ってこなかったから心配してたのよ。」
ごめんなさい。知っている人でした。制服を着てる時から同年代には見えない大人の魅力がある人だが、私服になるとより際立つな。全然分からんかった。
「うーん、色々とあって大変だったけど、リオル君に助けてもらったんだ。」
ノースはかなり大雑把に情報を伝えた。ま、あんなことは言いたくないよな。
「そう、無駄な詮索は野暮ってものよね。それよりもマルクス君、ノースちゃんを窮地から救ってくれたみたいでありがとね。それから2人とも末永くお幸せに♡」
なぜホールさんが俺に礼を言うのか分からないが、もっとわからなかったのはその後の言葉だ。
「「末永くお幸せに」って何のことだよ!?」
「あら?2人の雰囲気が前より親密になってる気がしたから、付き合い始めたと思ったんだけど違かったかしら?」
雰囲気ってなんだよ、雰囲気て。
「なな、なんで分かったの!?」
ノースが慌ててホールさんに問う。
「あら、やっぱり。そうね、しいていうなら女の勘かしら?」
恐るべし、女の勘。
「先生に病院って聞いた時はビックリしたけど元気そうだし、なにより2人きりの時間を邪魔するのは良くないから、私は寮に戻るわね。」
なんだかノースは、せっかく来てもらったのに申し訳ないみたいな顔をしているが、俺としてはノースと一緒にいたいという気持ちの方が強い。
「それじゃあ、また学校で会いましょ。それとマルクス君、ノースちゃんを不幸にしたら許さないからねヽ(。ゝω・。)ノ」
とウィンクしながら言うホールさんの顔は笑っていなかった。この人マジだよ。
「深く心に刻んでおきます。」
その返答に満足したように頷いて、ホールさんは病室を出て行った。
「私にもメルシャさんみたいな貫禄が欲しいな。」
その後ろ姿を見ながらノースが呟いた。だから俺は、
「ノースは今のままでも充分可愛いよ。むしろずっとそのままでいてくれ。」
俺は悟った。大人の女=恐い人と言うことを。
「もう、リオル君ったら。」
ノースはどうやら可愛いの方に反応したらしい。恥ずかしそうに顔を染めている。愛しくなるな。
その後もノースと「リア充爆発しろ!」って言われるくらいにイチャイチャしまくった。
☆
ノースのお見舞いを済まして、外に出たらもう日が沈みつつあった。
「明日は試合の観戦だな。決勝戦だし、どんな戦いがあるか今から楽しみだ。『魔身』への対抗策が見つかるかもしれないしな。」
3年後の戦いのために、少しでも準備をしておかないといけない。魔法が効かない相手とどう戦うかを考えなければ。
「本当にアイツは何者なんだろうか。」
答えのない問をしつつ、俺は寮に向かうのだった。
2015年12月28日~2016年1月10日まで、朝5時と夕方の17時に更新を行います。元気があれば、その他の時間にも更新するかも!




