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65 店主ですけど聞いてません

さて、どこから話したものか。

あの日から色々ありすぎて、何が何やら。


まず、アンリ先生からかな。


あの日から、アンリ先生はヘイムに完全に住み着いた。

歓迎会の一件で家を敵に回してしまい、家に居られなくなったそうだ。


あの状況なら、俺でも解る。

何があって、何が起こったのか。


いつまで経っても終わらない宴。

人々の話し声が聞こえてくる。


二柱が降臨した事。


今年の豊作が約束された事。


アレク君、いやプリンツ・アレクのお披露目が、秋の収穫祭で行われる事。


婚約者候補に、西園寺公爵令嬢とカスパール侯爵令嬢の名が挙がった事。


その他色々。


何より、内乱が止められた事。

その立役者が、アレク君、いやプリンツ・アレクの姉君。


第一皇女アンリシア様であると、皆が称える声。


まあ、お偉いさんの家とは解っていた。

最初に勘違いした騎士団の偉いさんではなく、貴族の子爵でもなかった。

子爵家でも想像がつかないのに、皇族だなんて。


トール夫人やハーケン夫人も、公爵家や侯爵家の方だ。

ミレディさんも伯爵令嬢。

やれやれ、どうしたものか。


朝食の席で、これまでの無礼を謝ろうとしたら、みんなから呆れた目で見られた。

みんな知っていたわけだ。


当然か。


みんな姫様って呼んでるし。

どう見ても大物貴族が敬語を使っているし。

誰か教えてくれよ。


『常識ですから、ちみっこ達も知っていますよ』

『幼子でもないのに、誰が大人に太陽を太陽と教えるのですか』


いや、俺、転移者だよ。

異世界人だよ。

この世界の赤子だよ。


『新聞によくカラー写真で出ていますよ』

『だから読みなさいと、いつも言っていたでしょう』


そう言って、師匠は昨日の宴が一面に載った新聞を突き付けてくる。

読む暇もないほど、こき使うくせに。


『ほう、毛根から絶滅させて欲しいそうですね』


師匠から髪の毛を守っていると、

席に座ったアンリシア様が、きょとんとした顔で言った。


「何を言っておる店主。初めてここに来た時、自己紹介したじゃろう」

「我の事は“アンリ”と呼ぶがよいぞ、と言ったではないか」

「ただの帝国学園教師、アンリ先生じゃ。まあ、いつまでできるか解らんがのう」


そう言って笑いだす。


「ミレディの事も、

 ミレディア・サフィール・ソルヴェルン・アステリア様でも、

 サフィール伯爵令嬢でもないぞ」

「そうじゃ。ワシの事も赤毛とか飲兵衛とか呼びよって、今更じゃろう」

 はあああ、とベルンさんが大きなため息をつく。

「本当に気づいていなかったのか。

 てっきり気を遣って、気づかないふりをしているのだと思っていたが」


みんなが揃って、やれやれと首を振る。

なんだよ、みんな。


俺はそんなに――。


『ポンコツですね』


そんな俺を無視して、みんなが朝食を続ける。



そして、朝食が終わり、朝のモーニング。


食材がないよ。


昨日、どんだけみんな飲み食いしたんだよ。

ええい、パンとスープだけじゃ。

野菜もソーセージもない。

残った食材を使うと、今日のヘイムのみんなの昼食や晩飯が作れないからな。

まじで困ったと思いながら、いつもの常連客に少ない食材でモーニングを出す。

昨日の宴にも来ていて、散々飲み食いしたから、

食材がない事も知っているんだろう。


みんな苦笑いしながら食べて、仕事に向かう。


おう、今日も頑張れ。

明日はなんとかするから。


多分……。



そう見送っていると、馬車の一団が現れ、ヘイムに次々と荷物を入れていく。

あの、俺、店主ですけど。

何も聞いてないですけど。

なんでしょう。


その一団について行くと、そのままアンリ先生の部屋へ向かっていく。

アンリ先生もそれを見て驚いていたが、

すぐに納得して荷物の置き場所を指示しだした。

声をかけようとする俺に、ミレディさんが説明してくれる。


「当然、家にはもういられませんよ。あそこはもう敵地ですから」


アンリ先生の行動は、家の方針に真っ向から立ち向かっており、

とても許される行動ではないという。

なるほど。


「家のお部屋には、私物や大事な物が沢山ありますからね。

 閉鎖される前に持ち出さないと」


そうなのか。

怖い世界だ。


「で、姫様の執務室はどこです?」

「プリンセスガード達の部屋や詰所は?」


執務室?

詰所?


なんでしょう、それ。


「何を言っているのです。家を追い出された姫様の仕事場ですよ」

「姫様の身の回りの世話や護衛も必要でしょう」


そんな当然のように言われても。


途端にヘイムが揺れる。

これはあれだ。

また拡張したな。

案の定、広がっていた。


アンリ先生やミレディさん、爺や達の部屋が奥に。

その手前に、プリンセスガードさん達の部屋や詰所が。

鍛錬所も、リビングフロアも、ロビーもある。


これ、もうちょっとしたクラブハウスじゃね。


後で知ったが、女性用風呂場も大きくなっていて、皆さんが喜んでいたそうだ。

二階には執務室もある。


うーん、と悩んでいる俺を、アンリ先生が悲しそうな顔で見てくる。


アンリ先生、わざとしてるでしょ。


ちみっこ達も同じ顔をしてくるし。

もう効きませんからね。


効かないって。



だから……。



ちゃんと皆さんを紹介して下さいね。




まあ、それは諦めたけど、今日からこんなに人が増えるのか。

しかも女性ばかり。

ベルンさん。

ムラマサ親方。

俺達、肩身が狭いよ。


どうしよう。


しかも、今日の飯どうしよう。


マジで食材が足らないよ。


そう思っていたら、来客の知らせが入った。

ブルボン公爵家が、早速食材を届けて来てくれたらしい。

助かる。

お代を用意しないと。

こんなに沢山、お金足りるかな。

マルタさ~ん。

事務室から、マルタさんとエルミナさんが出て来る。



このエルミナさん、後日、商業ギルドへの帰還命令が出る。


ただの寂れた飲食店への左遷だと思っていたら、

二柱がご降臨されたとかで、一気に重要拠点となったそうだ。


苦労も知らん、貴族のボンボン部長が部下を引き連れてやってきた。

当然、ベルンさんやハルヴィンダちゃん、配管工ブラザーズが追い返した。


怒りだす部長さん一行。


「今まで、アンリシア様が後ろにいたから大目に見てきたが、もう許さんぞ。

 帝宮からも、言う事を聞かなければ首にしてよいと」


エミリアさんを脅しだす。

馬鹿だねえ。

帝宮の指示って言ってるよ。


お客様を始め、みんな聞いているよ。


そうか。

帝宮はやはり敵なのか。

そんな様子を見て、アンリ先生が口を開く。


「のう、エミリア。もういっそ、

 商業ギルドなんか辞めて、ここに就職すれば良い」

「マルタも喜ぶじゃろう。正式な事務員になれば、遠慮なく使えると」


アンリ先生。

いい事を言ってそうで、酷い事を言ってません?


「そういう事じゃから、帰れ帰れ」


アンリ先生にそう言われ、部長さん一行は慌てて逃げだす。


「ちょっと、アンリちゃん。何を勝手に言ってるの」

「私、まだ何も。それに遠慮なくって、まだ仕事増えるの?」

「今でも大変なんですけど」


頭を抱えるエルミナさんを見て、アンリ先生がにやりと笑う。


「当然じゃろう。我の執務も手伝ってもらうからの」

「良かったではないか。将来の我の秘書官殿。少しばかり早くなっただけじゃ」

「それまで、マルタ財務大臣の仕事を手伝っておれ」


マルタさん、財務大臣なんだ。

まあ、うちの金庫番だけど。

出世したなぁ。


それに、大丈夫かな。

商業ギルドって、商売するうえで問題になるのでは。


「案ずるな。こんな人が仰山おる所で、

 あんなに大きな声で帝宮の名を出したんじゃ」

「帝宮が、二柱がご降臨された場を支配しようとしたと公言したも同じ」

「何か帝宮が動けば、それを肯定する事になる。何もできんよ」

「せいぜい、手続が遅れたりするくらいじゃろう。それも長くは続かん」

「商業ギルドにも、二柱の熱心な信者はおる」


と言ってくれた。

最後に、


「だから、皇后陛下は信仰を捨てたはずじゃがな。政治に神々は邪魔じゃと」

「どうするのかのう。せっかく取り戻した信仰対象にケチをつけるとは」

「それに、あの部長も今回の件の責任を取らされて、

 左遷か消されるか。どっちじゃろうな」


と恐ろしい事を言っていた。

というやり取りが行われる。

ああ、配管工ブラザーズも本格的に引っ越してきた。


「雑用でもなんでもしますぜ、ブラザー」


本格的も何も、もう住んでいるじゃん。


「Yahoo!!!」

「Here we go!!」


だから、突然意味不明に叫ぶんじゃない。



マルタさんとエルミナさんと一緒に、

ブルボン公爵家からの荷物を受け取りに行く。

なんと、ブルボン公爵家令嬢ローズ様がわざわざ持ってきてくださった。


何も、公爵家令嬢が自ら持って来なくても。


「何をおっしゃられます。あのお方がお口にするかもしれないのに、

 失礼があってはなりませんわ」

「それに最近は、嫌な噂で屋敷に籠ってばかりでしたから。

 ようやく外に出られるようになりましたので」


そう言って護衛騎士を見る。


そうか。

デートも兼ねているのか。


ちなみにこちらの騎士さん。

トール夫人の所か、ハーケン夫人の所かで調整しているらしい。

恐らく、トール夫人のミョルニル公爵家になるのではないかと。

北と東を結ぶという事らしい。

西と南は、ある意味結ばれたからな。



これも後日だが、西園寺公爵令嬢とカスパール侯爵令嬢がよく店に来て、

「悪役令嬢とは」と仲良く話している。


二人とも、アレク殿下の婚約者候補最有力らしい。

どちらが第一后妃で、どちらが第二后妃かと、

西と南で壮絶な争いが始まったらしい。


カスパール侯爵令嬢リスティーナ様は当然。

西園寺公爵令嬢の春香様も、まんざらではないらしい。

だが、悪役令嬢って。

確かに金髪ドリルだけどさぁ。


春香様が、日本での悪役令嬢の話を色々として、

それを「まぁ」と目を輝かせて聞いているリスティーナ様。


その横で、


「こんなのもあるでござるよ」


と、自ら書いたのか、漫画や小説を披露する松平君。


話があちこち飛ぶが、急に仲良くなった二人。

AクラスとBクラスの事実上のトップがいきなりこうなったものだから、

最初は混乱した。


だが、あれからヘイムでは、トール夫人とハーケン夫人の

お茶会講座が毎日開かれている。


Cクラスの生徒も、教師に連れられて楽しく来ている。


交代で週末にアレク殿下の歓迎会だ。


もう気合が入りまくりだ。


親が。


第三夫人狙いや、側近候補狙い。

単純に、通りすがりのお節介焼きのお姉さんにお会いしたい者など、色々だ。

お陰で二階席は大盛況。


他の学年も参加させろと、小学部長ハルトンさんはつつかれて泣いているらしい。


それに、たまにお茶会講座中に現れるし。

いいのか、そんなに頻繁に来て。


『百年間、珍しく机に縛られていましたからね』

『鬱憤が溜まっていたのでしょう』

『それに、誰かさんがやらかしましたからねぇ』

『あのまま大人しく帰っていればいいものを』

『音楽を奏でて、酒を飲んで』

『お陰で始末書もので、ここぞとばかりにこちらの書類も回しましたからね』

『みんな、久々の休日だと喜んでいましたよ』

『あっ、お紅茶、おかわり下さる? あと冨樫さんのチョコケーキを三つ』


と語ったのは、師匠ではなく。

お茶会講座に参加している通りすがりのお節介焼きのお姉さんを眺めながら、

お茶している綺麗なお姉さん。


師匠は冷や汗を流してました。


後で聞いたら、通りすがりのお節介焼きのお姉さんの第四秘書官だとか。

ケモ耳ロリッ娘愛好女子会、会員ナンバー001だとか。

今後も交代で来るそうで。

いいのか天界。

世界が悲鳴を上げているのではないのか。



まあ、そういう訳で、いつ来るか解らない

通りすがりのお節介焼きのお姉さん目当てのお客様も来る訳で。

貴族や裕福なお客様から、ぼった……。


げほんげほん。


特別メニューのお陰で、マルタさんが喜んでいる。



で、話を戻すと。

ローズ様が、最初はこれらの物資を寄付すると言ってきたが、それは困る。

ルインドさんや、マルタさんの実家との取引があるし。


ルインドさんなんか、店の立て直しで大変なのに、

こちらに良い物を回してくれる。

マルタさんの親御さんも、裏から手を回してくれているし。


「うちの実家なんて、もう手を切りましょう」

「兄は今迄、二級品しか回してませんし、

 先程ここに来て、これから良い物を回すから今後とも頼むって」

「蹴飛ばしてやりましたわ。一番大変な時に何もせずに」

「両親も年ですし、本当に隠居してここに住んで、

 仕事を手伝ってもらおうかしら。給料はつけで」

「いいですよね、ヴァルナさん」


と、いい笑顔をしてくる。

なんでここの女性は、みんなそんな笑顔をするんだ。


「どうぞ、ベルンさんと相談して下さい」


ベルンさんの名前を出して巻き込むのは、ささやかな抵抗だ。

ごめんね、ベルンさん。


で、この時はお金がないのに、

寄付だの、ちゃんと適正価格で払うだの問答していたが、

ブラスさんの仲介で落ち着いた。

今回は昨日のお礼と宴の代金という事にして、寄付で頂き。

次回から、ちゃんとお代を払う事になった。


なんか、後で西さんと南さんと同じ問答がありそうで嫌だった。


「そういう貴族の窓口は、我に任せよ」


とアンリ先生が力強い事を言ってくれた。


ありがとう、アンリ先生。


『ますます周りに依存していますね。少し前のアンリみたいに孤軍奮闘しなさい』


おっさんは諦めが早いのです。



そんな会話をしていると、突如ブラスさんが止まり、そして駆け出した。

いつも余裕で行動するブラスさんがあんなに慌てて。


何事かと、みんなで追いかける。


そのまま庭園に入り、さらに奥へ進む。

大丈夫かな。

フェアリーガーデンとかないよね。

精霊界とかやめてね。


やがて庭園を抜けた先に、草原が広がっていた。

そして、小さな建物。


神殿だよね、あれ。


醸し出す雰囲気が似ている。

中に入ると、ブラスさんが拝んでいた。


『大地母神』様の女神像を。


やっぱり神殿だ。

ここ、礼拝所だ。

小さな礼拝所と、管理室らしき部屋だけの小さな神殿だった。

女神像を拝み終えたブラスさんが、早速神殿内を見て回る。


「ヴァルナさん、私、ここに住み込みでお仕えします」


とブラスさんが言い出した。


当然、神殿の高位神官の住居はともかく、

務め先までは勝手に決められる訳もなく。

店主の俺は蚊帳の外で、『大地母神』神殿が誰を派遣するか、

誰がご降臨された聖地の担当になるか揉めたそうだ。


だが、ブラスさんは。


「このクリスタルの山の管理、私でしたよね」

「観光資源にもならないと放置して、押し付けたのはあなた達ですよね」


と、勝手に住み着き、既成事実を作り始めた。


ちなみにこの時、


「引っ越し祝いに、

 女神様がお座りになられたテーブルと椅子を下さいとは言いません」

「使われた茶器を、神具を、引っ越し祝いに私に下さい」

「家宝にします。神殿なんかに渡しません」


と俺に迫ってきた。


「たわけ。あれは元々ワシのじゃ」


とアンリ先生と睨み合ったが、今後も来られるそうなので、そのまま使う事にした。


あの目は絶対に諦めてない。

狙っている。


女神様が使用した物をチェックしておかないと、この部屋に並んでいそうだ。


そして、この神殿に、ブルボン公爵家令嬢のローズ様と噂の護衛騎士さんが、

時間さえあれば来るようになった。

食材を届けると同時に、ブルボン公爵も。


まあ、時間があちこち行き来したが、他にも小さい事から大きい事まで沢山ある。


店がさらに大きくなったとか。

それはおいおい。


で、現実逃避していたが、最大の問題があった。


逃げたいけど、逃げてはいけない。


はっきり言って、『大地母神』様のご降臨より大きな問題。


あの増えたエマさん。


家事妖精シルキー達の事が。


ねぇ、内乱の危機を防いだ皆さん。

こちらも解決してくれませんか。


「あ~忙しい、忙しい」


皆が仕事に戻る。


俺も。



しかし、エマからは逃げられない。



師匠のニューワールド講座 61

~聖遺物編~


師匠。

『なんです。』


今回、アンリ先生とブラスさんが

女神様の使った茶器を取り合っていましたけど、

そんなに良い物なんすか?

たしかにアンリ先生も、

「良い物じゃぞ」

とは言っていましたけど。


『そうですね。』

『アンリが持ってきた茶器も確かに良い物です。』

『ですが地上には同等品もありますし、

もっと高価な物も存在します。』


じゃあ、なんで。


『あれですよ。』

『地球にもあったでしょう。』

『聖人が使った物。』

『ゆかりのある品。』

『縁のある場所。』

『そういった物が聖遺物や聖地と呼ばれていたではありませんか。』


ああ。


『同じです。』

『今回は目の前で女神様がお使いになられました。』

『もはや神器扱いですね。』


そんなに!?


『そんなにです。』

『きっとアンリやブラスだけではありません。』

『神殿。』

『熱心な信者。』

『蒐集家。』

『研究者。』

『皆さん争奪戦ですよ。』


怖い事言わないでください。


『しかもですよ。』

『あのテーブルや椅子。』

『トレース親方が作った品です。』

『物としても一級品。』

『そこに神秘的価値まで付いたのです。』

『値段なんて付けられません。』

『ちゃんと防犯してくださいね。』


そんなぁ。

俺なんか毎日触っているし。

『軍神』様なんて、

飲み食いで好き放題使っていましたよ。


『諦めなさい。』

『それ以前の問題です。』

『今回は二柱も降臨したのですよ。』


あっ。


『そうです。』

『ヘイムはもう聖地扱いです。』

『信者も来ます。』

『巡礼者も来ます。』

『学者も来ます。』

『商人も来ます。』

『そして利用価値を見出した様々な勢力も介入してきます。』


そんなぁ。

ここはしがない下町の飲食店です。


『もう無理ですね。』


なんの価値もありません。

皆さん来ないように。


『女神様が二柱も来た時点で手遅れです。』


うわぁぁぁぁ!




※神様が使った茶器は聖遺物です。

※神様が座った椅子も聖遺物です。

※神様が歩いた場所は聖地候補です。

※ヘイム店主だけがそれを理解していません。

※たぶん近いうちに巡礼客が来ます。

※師匠は他人事なので楽しそうです。




作者メモ

※本編のおまけ設定です。読み飛ばしても問題ありません。

※本編とは時空が違います。

※本編の都合により、設定が変わる事があります。


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